2021年11月下旬にJR西日本から発売された「JR西日本どこでもきっぷ 3日間用」を使用し、山陽~北陸・和歌山とJR西日本の路線で行ける所を余すことなく行きました。
今回は、1日目の午前中に乗車した「特急やくも3号」の乗車記を簡単にですが書いていきます。乗車区間は「岡山⇒米子」です。
目次
今も動き続ける国鉄形特急381系
特急やくもに乗車する前、この日は某所から早朝の新幹線に乗車し岡山駅へ。岡山駅で在来線乗換改札を通り、2番のりばへ向かいます。
特急ホーム上では、特急やくも3号(6両編成)が既に停車・乗客の乗車が始まっていました。
通常は4両ですが、だいぶ乗客が戻ってきているのか、この日は6両編成でした。
381系の隣からはマリンライナーが回送で引き上げていきます。マリンライナーのパノラマグリーンには乗ったことがないので、いずれは乗ってみたい車両です。
特急やくもは、岡山と島根・出雲市を結ぶ山陽・山陰を連絡する特急列車です。
車両の扉横には、「ゆったりやくも」とイメージキャラクター「やっくん」・「ももちゃん」。キャラクターは今まで何度か見ましたが、名前は知りませんでした(笑)
ブログを書く機会がなかったら、知ることもなかったと思います。
岡山⇒新見
岡山駅を定時に出発。
この日の特急やくも3号の乗車率はそこそこ高く、私が乗車した6号車指定席の窓側は全て埋まっていました。
特急やくもに使用されている381系の座席テーブル。テーブル自体は大きいので、色々置くことができます。
足元も広々としていますが、座席下は機器があるせいか足を延ばせるスペースがありません。足を伸ばしたい人にとっては少し窮屈に感じるかもしれません。この辺は個人の好みになると思います。
岡山~倉敷駅間は山陽本線。倉敷駅から伯備線に入りました。
伯備線に入りしばらくすると、山陽新幹線の高架橋と交差します。
清音駅手前では井原鉄道の線路と交差。
この日は晴天で、山間の所々にある紅葉が綺麗に見えました(写真越しだとそうでもないですが・・・)
この後も順調に・・・と行かず、備中高梁駅を過ぎた辺りから霧が立ち込めてきました。
霧は濃く、次の木野山駅周辺の景色は見えましたが、遠くの備中高梁方面は真っ白で何も見えません。
更に山奥へ進むと霧は更に濃くなり、車窓からは真っ白な霧しか見えなくなりました。
方谷駅を過ぎると霧は無くなり、青空と山の緑・紅葉の景色が戻ってきました。
伯備線の中間駅・新見駅に停車。
新見駅の西側に、現在は綺麗に整備されていますが、昔は線路であったと思われる空き地や駐車場がありました。
新見⇒米子
新見駅の2つ先、備中神代駅では芸備線と分岐。
芸備線芸備線は左手に大きくカーブし、備中落合・三次、広島方面に向かいます。芸備線が分岐していくのを見た後は、朝早く行動したということもあり熟睡しましたZzz
晴天が一変!雨模様に
寝ている間に特急やくも3号は鳥取県に入っていました。
寝起きにまず思ったのが、車内が暗い。
電気が付いているとはいえ、何でだろう?と思って外を見るとまさかの雨!
霧があったとはいえ、備中神代駅を通過する時は雲も少ない晴天だったのに、どうしてこうなった・・・
停車駅の根雨駅。根雨駅では、普通列車と岡山方面の特急やくもとすれ違い。
根雨駅を過ぎた辺りも引き続き弱い雨が降っていました。
根雨駅を出発してしばらくすると、車窓から観光案内の放送がありました。
内容は、車窓の右手側に鳥取県のシンボル・大山がある旨の放送。ただ、この日は生憎の天気で頂上付近は見えませんでした。
大山の案内放送が終わるころには、列車は次の停車駅である米子市に入っていました。
大山を含む山側は雲や雨の天気でしたが、海側は雨が降っておらず、再び青空が見え始めました。
伯耆大山駅は伯備線の終点ですが、特急やくもは全ての列車が通過。伯耆大山駅からは山陰本線に合流、西に進路を変え進みます。
鳥取県日野郡日南町の三国山から日本海に流れる日野川。その日野川掛かっている鉄橋を渡ります。
東山公園駅前にある米子市民球場。この米子市民球場が見え始めると、次の停車駅・米子駅はもうすぐです。
山陰地方の玄関口・米子へ
列車は定時に米子駅に到着。数分停車した後、出雲市に向けて出発していきました。
到着した米子駅は米子市の中心駅。その米子駅は、ホーム・駅舎含め大規模な改装工事が行われていました(2021年11月現在)。
山陰の玄関口である米子駅の新たな駅舎は2023年に完成予定。完成はまだ先ですが、山陰の玄関口として新たにできる駅舎も楽しみにしています。
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JR・私鉄指定席列車全掲載
終わりに
簡単にですが、特急やくも3号の乗車記を書いてきました。
感想としてはこんな感じ↓
①381系は残り少なくなってきた国鉄時代の車両ですが、現在も現役バリバリ。しかし、その381系も製造から30年過ぎていることもあり、新型車両への取替が近づいてきています。まだ、どんな車両になるかの発表はありませんし、現在の状況・環境からは新型車両の発表はまだ先になると思います。しかし、何が起こるか分かりませんので、早いうちに381系の特急やくもに乗っていた方が良いとは思います。
JR西日本より新型車両の発表がありました!(新型車両のデザイン・ニュースリリース)
②今回は岡山→米子で乗車しましたが、山を越えてこんなに天気が変わるとは思いませんでした。寝ていたとはいえ、20~30分しか寝ていなかったので、「何があった!?」という感じでした(笑)
この後は、米子から倉吉へ移動し、特急スーパーはくとに乗車しました。
特急スーパーはくと8号乗車記
それでは、今回はここまで('ω')ノ
「JR西日本どこでもきっぷ」旅・2日目
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乗車日:2021年11月27日