目次
H100形・前面展望(倶知安⇒小沢)
北海道・東日本パスを使用しての旅行中。
倶知安からH100形の普通・小樽行きで、隣の小沢駅へ移動。
小樽行きの列車は、小沢駅の2番線へ。
小沢駅
2両編成のH100形。
この列車で小沢駅に降りたのは私だけでした。
ホーム
倶知安方面を見ると、羊蹄山の山頂部分。
現在の小沢駅は1面2線。小樽方面が2番、倶知安・長万部方面が3番のりば。
跨線橋を渡った先に駅舎と駐車場があります。
小沢駅の駅名標。函館本線のナンバリングで「S22」が割り当てられています。
駅舎(待合室)
駅舎はそれほど大きくありませんが、駅舎内にはベンチが設けられています。
小沢駅を発着する列車は、約1~2時間に1本。全列車のうち、3本を除いて列車は「倶知安」もしくは「小樽」行き。
残り3本は、6時31分(普通・苫小牧)、7時08分(快速ニセコライナー・札幌)、20時38分(普通・長万部)。
小沢駅からの運賃表は、近郊の駅と主要駅が掲載。直通列車はありませんが、新千歳空港も掲載されています。
跨線橋
時代を感じるものの、しっかりとしている跨線橋。
最初にホーム側の跨線橋を見た時から、かなり昔に作られていると思ったのでじっくり見て回りました。
旧国鉄岩内線跡
現在の小沢駅は函館本線だけですが、1985年まで旧国鉄岩内線が乗り入れていました。
岩内線の線路は撤去されていますが、小沢駅では岩内線の跡を確認することができます。
函館本線のホームが2・3番のりばになっているのは、1番のりば(駅舎側)が岩内線のホームとして使用されていたから。
跨線橋(駅舎側)の出入口横に「旧国鉄岩内線一番ホーム跡地」の標柱。
1番線の線路跡はそのままになっており、現在も岩内線の面影が残っています。
小樽方面を見ると函館本線の横にもう一本線路が敷けそうなスペースがあります。そのスペースに岩内線はあったのでしょう。
時間があったので、国道5号を少し歩いてみました。
函館本線上り場内信号機の辺りから少しずつ岩内線は下がり始める。
小沢駅から少し進んだところで、岩内線の跡地は国道と同じ高さまで降りてきました。
この先も線路跡は続きますが、徒歩だと厳しいのでこの辺りまでにしておきました。
小沢駅前にある共和町観光MAP。その観光案内の一つに「幌似鉄道記念公園」があります。旧岩内線幌似駅を活用し、岩内線で使用されていた運賃表や時刻表があるみたいなので、機会があるなら行ってみたい。
ただ、小沢駅~幌似鉄道記念公園まで6kmあるので、徒歩だと少し厳しい・・・
幌似鉄道記念公園(共和町HP)
トンネル餅(2022年6月末終了)
小沢駅前の末次商会で製造されていた「トンネル餅」は小沢駅の名物であった。
ところが、最近になり知ったのだが、諸事情で2022年6月末を持って製造・販売を終了とのこと。まさか、この時が最後になるとは・・・
8個入り450円のトンネル餅。ほんのり甘くいい感じの歯ごたえ。小腹が空いている時に食べると丁度良かった。
お店の中には鉄道ミニコレクションがあり、岩内線に限らず北海道の鉄道で使用されいたサボやヘッドマークが展示されていた。また、店主も鉄道に乗るのが好きだったようで、昔走っていた夜行列車やキハ40系に関する話を30~40分させて頂いた。
非常に楽しく、トンネル餅をまた購入しに行きたいと思っていたが、こればかりは仕方ないです。
H100形・後方展望(小沢駅出発後)
発車時刻が近づいたので、再び小沢駅へ。
来訪時と同じH100形2両編成の普通・小樽行き。
車内は空席が目立っていましたが、小沢駅出発時の様子を見物するべく一番後ろへ。
小沢駅出発後は、国道からだと見えない岩内線の廃線跡をしっかり見ていました。
国道から見えていた場内信号機。岩内線の廃線跡が徐々に下り、見えなくなるまでずっと見ていました。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
函館本線・山線乗車記
駅訪問記は、他にも色々!
訪問日:2022年4月