鉄道

京浜工業地帯の中を走る鶴見線を乗り尽くし

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休日おでかけパスを使用して乗り鉄旅。

久しぶりに鶴見線を全線乗り通してみたいと思い、今回乗ってきました。

鶴見駅

鶴見線乗換改札撤去跡(鶴見駅)
乗り換え改札跡

鶴見線・本線の起点駅である鶴見駅。
2022年2月末までは鶴見線のホーム前に乗り換え改札があったが、現在は撤去されている。


駅名標(鶴見駅・鶴見線)

鶴見駅の3・4番ホームにある駅名標は鶴見線専用として用意されており、次駅は「国道」だけになっている。


鶴見駅・鶴見線ホーム
鶴見線ホーム

鶴見線のホームは2面2線。主に3番線を使用しており、4番線はラッシュ時のみ使用されている。
なお、1・2番線は京浜東北線に付与されています。


鶴見線(鶴見駅鶴見線ホームから)

鶴見線の鶴見~浜川崎、浅野~新芝浦駅間は複線。鶴見駅が起終点なので、ホームの手前で線路が交差しています。

鶴見駅発車時刻表(JR東日本)


海芝浦駅

鶴見(7:32) ⇒ 海芝浦(7:43)


鶴見駅の次に訪れたのは海芝浦駅。

205系(海芝浦駅)

海芝浦駅は、鶴見線海芝浦支線の終点駅。

海芝浦駅の目の前は大黒ふ頭があり、ホーム上から大黒ふ頭周辺の景色を楽しむことができます。

海芝浦駅から見える横浜大黒ふ頭
大黒ふ頭

鶴見つばさ橋(海芝浦駅)
鶴見つばさ橋

鶴見つばさ橋は、首都高速湾岸線の橋。
海芝浦駅から眺望しやすい場所ので、訪れた際は1度は見ておきたい橋。

大黒ふ頭(海芝浦駅)

大黒ふ頭(海芝浦駅)

海芝浦駅ホーム

海芝浦駅は一般旅客も来ることはできるものの、駅の外に出ることはできません。駅の外に出れるのは、東芝子会社の社員や関係者のみ。

一般旅客が立入可能なのは、ホームと駅舎横にある海芝公園。海芝公園にも行ってみたかったのですが、折り返し時間が迫っていたので今回は諦めました。

海芝浦駅発車時刻表(JR東日本)


浅野駅

海芝浦(7:46) ⇒ 浅野(7:50)

浅野駅ホーム(海芝浦方面)

海芝浦駅から2駅先の浅野駅。
浅野駅は、鶴見線の本線と海芝浦支線が分岐している駅で、海芝浦方面と扇町方面の乗り換え駅になります。


浅野駅(205系)

浅野駅ホーム
海芝浦支線ホーム

浅野駅は、本線と海芝浦方面の線路が分かれており、海芝浦方面のホームは2面2線。
支線は海芝浦方面に向かうため、ホームは大きくカーブしてます。


駅舎(浅野駅)
駅舎(出入口)

浅野駅の駅舎は簡易的になっており、改札機周辺は屋根があるものの、建物の横に壁がありません。


浅野駅ホーム(扇町方面)
本線ホーム

本線のホームは1面2線。
本線のホームと駅舎を行き来する場合は、構内踏切を渡る必要があります。構内踏切は、鶴見方面の列車到着時に遮断。
その為、発車時間ギリギリに来ると乗車できない可能性があるので、注意が必要です。


大川駅

浅野(7:59) ⇒ 大川(8:05)


続いて、大川支線の終点・大川駅。

205系(大川駅)

大川支線は武蔵白石~大川を結ぶ路線。
本来の起点は武蔵白石駅だが、浜川崎・扇町方面の乗り換えは安善駅で行う必要がある。

この日は土曜・休日ダイヤでの運転でしたが、仕事で訪れている人が数名いました。


鶴見線車止め(大川駅)

大川支線は大川駅までだが、海芝浦駅の時とは違い構内は広い。これは、2008年まで貨物列車の運行があった形跡でもある。
旅客ホームの隣で行われていたようだが、現在は草地と化していました。


駅名標(鶴見線大川駅)
駅名標(大川駅)

大川駅の駅名標。先述の通り、武蔵白石駅が大川支線の起点だが、旅客取扱いは安善駅が隣駅。そのこともあり、駅名標の次駅は「安善」となっている。


駅舎(鶴見線大川駅)
駅舎

大川駅の駅舎は木造で、かなり簡易的な造りになっている。


簡易改札機(鶴見線大川駅)
簡易改札機(大川駅)

出入口に簡易改札機が設置されており、入場・出場の1台ずつ。
このほかの機械類で言うと、券売機は設置されておらず、乗車駅証明発行機が設置されています。


発車時刻表(鶴見線大川駅)

大川駅を発着する列車は、平日土曜・休日で異なります。2023年時点で、平日は9本。土曜・休日は3本。

平日は駅近くの工場に勤務する人向けに本数が多いですが、土曜・休日は休みということもあり、本数がかなり限られています。
休みの日、大川支線に乗って訪れる場合、朝・夕方のどちらかになります。


205系(大川駅)

大川駅近くの踏切より205系。
駅周辺は工業地帯ということもあり、工場や関連する建物しか見当たりません。


鶴見方面(鶴見線大川駅)

大川駅近くの踏切まで来ると、過去にあった貨物線の跡を見ることができます。

2008年に廃止され10年以上経っていますが、線路や信号機といった設備は今でも現存。信号機には×印が付いているものの、それ以外は当時から変わっていないと思われます。

大川駅発車時刻表(JR東日本)


扇町駅

大川(8:22) ⇒ 安善(8:26 / 8:31) ⇒ 浜川崎(8:35 / 8:51) ⇒ 扇町(8:55)


大川駅からいろいろ乗り継ぎ、本線の終点である扇町まで移動。

ただ、列車の折り返し時間が短かったので、ほんの少ししか見れませんでした。

駅名標(鶴見線扇町駅)
駅名標


鶴見貨物線(扇町駅)
三井埠頭方面

扇町駅もホーム横に貨物列車用の側線があるが、定期列車の貨物輸送の運行は終了している。
唯一の輸送はリニアの残土輸送。ただ、リニアが完成すると残土輸送も終わることになるので、その後は完全に撤去されると思われる。

なお、線路は三井埠頭まで続いています。


鶴見線扇町駅(構内線路)
扇町駅 側線(ホームから)

定期の貨物は走っていないが、貨物線にある架線は撤去されておらず現在も残っています。また、貨物列車はそれほど通っていないにも関わらず、側線は意外と錆びていませんでした。


205系(鶴見線扇町)

乗ってきた列車で折り返し。

朝の時間帯はほとんど乗客がおらず、自分と同じで鶴見線へ乗りに来た人以外はいませんでした。


浜川崎駅

扇町(8:58) ⇒ 浜川崎(9:03)


最後に訪れたのが浜川崎駅。

駅名標(鶴見線浜川崎駅)

浜川崎駅は鶴見線の他に南武線(浜川崎支線)が乗り入れています。

下車したのも南武線に乗り換える為で、浜川崎で何かするというわけではありません。

鶴見線ホーム(浜川崎駅)
鶴見線ホーム

鶴見線のホームは1面2線。ホーム横に側線があり、列車の通過に使用されています。
3番線が扇町、4番線が鶴見方面になっています(2番線が南武線)。

浜川崎駅の鶴見線と南武線ホームは離れており、少し歩く必要があります。


浜川崎駅・鶴見線通路

鶴見線ホームから階段を上がると跨線橋の通路が2手に分かれます。
一つが一般旅客も通れる通路。もう一つがJFEスチーム専用の改札。


立入禁止(JFE/鶴見線浜川崎駅)
渡田西門

JFE(渡田西門)の出入口を見ると「これより先~」「当初敷地内は~立入を禁止する」。

関係者以外は立入らないよう看板が掲げられている。流石に階段付近までは近づかず、遠くから見ておくだけにしました。



渡田西門はJFE専用なので、一般旅客は自動的に渡田中門の方へ。

浜川崎駅・鶴見線通路
改札機

簡易改札機が入出場1台ずつ。ただし、南武線に乗り換える場合、改札機にICカードをタッチする必要がありません。乗り換えの人が間違ってタッチしないよう、改札前通過時に「南武線に乗り換える人は、改札機にタッチしないでください」的な自動アナウンスが流れます。


浜川崎駅(鶴見線出入口)

浜川崎駅の鶴見線側は駅舎が無く、簡易的な出入口があるのみ。
出入口には自動販売機が設置されていて、この時は温かいコーンスープを購入しました。


浜川崎駅(南武線)駅舎
浜川崎駅(南武線)

浜川崎駅は道路を挟んで鶴見線と南武線の出入口があります。

訪れた時は、南武線側の駅舎は工事中。立入ることはできませんでした。


浜川崎駅構内

扇町方に鶴見線と南武線を連絡する線路があります。
広い構内を有していますが、停車していた列車は1編成のみ。


浜川崎駅を通過する205系
浜川崎駅を通過する205系

停車していた205系も鶴見線の側線を通過して鶴見駅方面へ。
側線を通過する列車は少ないと思うので、珍しいものが見れました。


鶴見線はここまで。
この後は、南武線で北上していきました。


それでは、今回はここまで('ω')ノ


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乗車日:2023年1月

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