東京と香川・高松を結ぶ寝台特急サンライズ瀬戸。
これまで2回ほど乗りましたが今年は0。同じ寝台特急のサンライズ出雲(東京~島根・出雲市)は、全区間乗り通したりと今年(2022年)2度乗車していました。
サンライズ瀬戸に関しては全区間乗車したことが無かったこともあり、東京⇒四国へ行く予定を作りサンライズ瀬戸に乗車。しかも、今まで1度も乗車したことのなかったA寝台・シングルデラックスに乗ってきました。
B寝台・シングルの乗車記は⇊
目次
寝台特急サンライズ瀬戸 東京発

夜の東京駅。全面的にライトアップというわけではないが、それでも雰囲気が良い。
切符の受取(e5489で予約)
改札を通る前に、一つやることが。
乗車券は既に持っているが、特急券・寝台券を持っていない。というより、予約しているがまだ受け取っていません。
予約はJR西日本が運営しているe5489を利用。

寝台特急サンライズをe5489で予約した場合、東京駅ではJR東海の券売機で受け取れるとのことだったので、東海道新幹線(八重洲口)の改札前にある券売機で切符を発券。
285系(東京駅)
特急券・寝台券を受け取り改札内へ。


サンライズで使用されている285系。この日も多くの人が乗車したようで、ホーム上で写真・動画を撮影している人が多数いました。


この日乗車する寝台特急サンライズ瀬戸・高松行きの方向幕。
サンライズ瀬戸は特定日に琴平まで延長運転を行うこともありますが、乗車した日は高松まで。
4号車(A寝台シングルデラックス&B寝台サンライズツイン)
この日予約した部屋はA寝台シングルデラックス。今まで乗ってきたことのなかったA寝台へ遂に乗ることに・・・!


4号車は上段にA寝台シングルデラックス、下段にB寝台サンライズツイン(2人部屋)。

4号車の通路は、車両の真ん中ではなく窓側。通路に関してはノビノビ座席と同じ、片側に偏っています。

シングルデラックスの部屋は6部屋のみ!(21~26番)
禁煙・喫煙で部屋番号が分かれており、21~23番は禁煙、24~26番は喫煙ルーム。
シングルデラックスは上段なので、階段を上がった先に各部屋があります。


一方、サンライズツインは下段なので階段を降りた先に各部屋があります。


サンライズツインの部屋は、文字通りシングルベッドが2つあり、まさにツインルームいう感じ。まだ入ったことの無い部屋なので、いつの日か乗ってみたい部屋の一つ。
A寝台シングルデラックス(喫煙ルーム)
シングルデラックスの中へ。


部屋の設備は、デスク、洗面台、ベッド、アメニティ、ごみ箱。

B寝台のシングルルームとは全く違い、簡易ホテル並みの広々さ。

椅子もあるので、デスク作業も部屋の中で容易に行えます。
今回、喫煙ルームを予約していましたが、ぱっと見たところ灰皿がない・・・と思っていましたが、デスクの右端にひっそりと黒い灰皿。

個人的にタバコは吸わないので灰皿の有無はどっちでも良いですが、タバコを吸う人は覚えていた方が良いのでしょう。
・・・
シングルデラックスの喫煙ルームは、思っていた以上にタバコの臭いがしませんでした。ホテルの喫煙ルームだと入った瞬間にタバコの臭いが分かるが、サンライズの場合はあまり感じなかった。一生懸命に息を吸ったら何となくタバコの臭いがする程度。
シングルデラックスの禁煙ルームはすぐに満席になっても、喫煙ルームは空いているというケースが結構あります。タバコの臭いをそこまで気にしないなら、シングルデラックスの喫煙ルームは選択肢の一つに入れていいと思います。
サンライズ瀬戸・出雲の予約ページ(JR西日本)
ベッド・アメニティ
続いてベッド


ヘッド側に荷物置きスペースや各照明のボタン、目覚まし機能付きタイマー。この辺りの機能はB寝台と同じ。
また、部屋着も備え付けられています。

A寝台の部屋にはアメニティが備え付けられています。アメニティについては、B寝台には無いサービスです。

A寝台用のシャワールーム、シャンプー、リンス、ヘアバンド、髭剃り用のシェイピングなど多種多様。使わない物もあると思うが、その時は他の人にプレゼントすれば話題作りになると思います(笑)
A個室専用 シャワー室
シャワーカードはA寝台・個室用になっています。


4号車(出雲の場合は11号車)にA個室の利用者専用シャワールームがあります。



A個室用といっても、シャワー室自体は3・10号車に設置されているシャワー室と同じ設備。A個室だからといって何か特別な設備があるわけではありません。
ただし、シャワーカードを別途買う必要が無く、更に並ぶことなくシャワーを利用可能。この日の他のA個室利用者は家でシャワーを浴びてきたのか、シャワー室の利用は私だけだったみたいです。
乗車中(東京 ⇒ 高松)

東京発・寝台特急サンライズ瀬戸の高松駅到着は翌日7時27分。乗車時間は10時間37分。
ちなみに、A寝台シングルデラックスで東京⇔高松を移動する場合、料金は17,280円。料金に運賃(乗車券)も加算されるので、片道あたり約3万円です。
東京駅出発後、ご飯を食べたりシャワーを浴びたり色々している内に静岡県内へ。

沼津駅(23時39分)を見て、就寝。
・・・
3時間ほど就寝し、2時20分ごろに目が覚める。サンライズはもちろん走行中で、線路の音・感覚的に名古屋かなと思ったら、やっぱり名古屋を通過中でしたw
名古屋通過後もしばらく起床。
2時46分 大垣駅通過


下りのサンライズは新垂井線を通過してくので、その光景を眺める。新垂井線から眺める岐阜県内の夜景もなかなか楽しめました。
関ヶ原駅を通過したのち、再び就寝。
6時9分 岡山県内走行中。

6時10分 車掌よりアナウンス(まもなく岡山到着)


6時27分 岡山駅到着

6時31分 岡山駅発車(サンライズ出雲 切り離し)
岡山駅発車後は宇野線へ。



宇野線は茶屋町まで。茶屋町から本四備讃線。
6時53分 児島駅発車。この先、瀬戸大橋へ。

6時56分 瀬戸大橋




7時03分 四国上陸(香川県坂出市)


鉄道の上にあった瀬戸中央自動車道が左手へ分岐。

瀬戸中央自動車道と分岐してまもなく、今度は鉄道のジャンクション。

このジャンクションは、岡山⇔高松・宇多津、高松⇔宇多津にそれぞれ分岐。サンライズ瀬戸は高松駅へ向かうので、ジャンクションを左手に進みます。
7時10分 坂出駅


7時27分 定刻通りにさぬきうどん(高松)駅到着。


サンライズ瀬戸の反対側ホームには特急いしづち1号が停車中。

サンライズ瀬戸 ⇒ 特急いしづち1号・松山行きへのスムーズな乗換えが可能。更に、特急いしづちでは珍しくグリーン車も付いています。
今回は朝食、四国のフリー切符を購入するために高松駅で下車しました。
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終わり(うどん)
高松駅の駅舎(・∀・)

高松駅到着が7時半だが、朝食をまだ食べていない。
ということで、高松駅近くにある「めりけんや 高松駅前店」。


朝からガッツリ「肉バターうどん(大・680円)」。いなり(90円)1つ加えて770円。
美味しく頂きました(^_^)
というところで、今回はここまで。
それでは('ω')ノ
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乗車日:2022年10月4日