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E653系(特急しらゆき)
2022年にJR東日本より発売されたJR東日本パス(3日間)。
乗り放題ということもあり、滅多に乗らない列車にこの旅では乗っていました。
特急しらゆきは、新潟県内の新潟~上越妙高・新井を結ぶ特急列車。中心地の新潟への輸送を担うとともに、新幹線が通っていない直江津・柏崎・新井といった地域への輸送も担っています。
特急しらゆきの使用車両はE653系。元々、常磐線の特急フレッシュひたちの車両として導入され、その後、E657系の導入により常磐線より撤退。余った車両は青森・秋田・新潟へ移り、その一部が特急しらゆきの車両に充てられています。
JRマークが付いているE653系。
直江津~新井駅間はえちごトキめき鉄道の区間の為、途中の直江津駅で乗務員交代が行われています。
座席
特急しらゆきは4両編成で、全て普通車での運転。グリーン車はありません。
1~2号車が指定席、3~4号車が自由席。
特急しらゆきの座席では、D/C席が日本海の見える座席になります。新潟方面だと進行方向・左手、上越妙高・新井方面だと進行方向・右手に日本海が見えます。
座席は2×2列の4列席。
設備としては、背面テーブル・シートポケット・チケットホルダー。1990年台に製造された車両のため、コンセントやドリンクホルダーはありません。
新井 ⇒ 長岡
下り・新潟行きの特急しらゆきは、4号車が先頭車。
始発の新井駅から乗る人は少なく、数人の乗車のみ。新井駅出発時点では空席が目立ちました。
新井~上越妙高は、左手の山々を見ながら北上。
北陸新幹線の停車駅である上越妙高で多くの人が乗車。
この時は、自分と同じJR東日本パスを持った人が多く、自由席の乗車率は一気に8割へ。指定席も同じぐらいの乗車率でした。
高田、直江津の順に停車し、えちごトキめき鉄道の区間は終了。
直江津より先はJR信越本線の区間を走行。進路を東に向けて進みます。
「電車でGO!」ではよく通った関川。現実で通るのは、この時が2回目でした。
柿崎駅を過ぎると日本海が一望できる区間を走行。
海を一望できるというのもありますが、砂浜を挟んだ場所に線路があるので、海を近くに感じることができるのもこの区間の特徴。
しかも、乗っているのは特急列車なので、スピード感も一緒に体験できます。
日本一海に近い青海川駅。まだ下車したことが無いので、訪れてみたい駅の一つ。
青海川駅は観光列車「越乃Shu*Kura号」も停車するので、ホームに横断幕が掲げられていました。
特急しらゆきに乗車中、海が見えるのは、柿崎~柏崎の約19kmの間。距離が短く、特急だと13分で走り切ってしまいますが、疾走感・日本海・海岸の3つをギュッと凝縮された区間だと思います。
柏崎駅から内陸の方へ。
内陸側は山越えの為、見る景色があまり無かったのですが、来迎寺駅手前にある廃線跡だけばっちり確認。
1995年に廃止となった越後交通長岡線の跡地。来迎寺駅から少し西に進んだところで大きくカーブしており、現在も橋や盛り土が残っています。
日本一長い川「信濃川」を渡り切ると、間もなくして長岡駅に到着。
長岡駅で下車し、今度は上越新幹線に乗り換え。
長岡駅での乗り換え時間が短ったので、この後は急いで新幹線ホームへ向かいました。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
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乗車日:2022年10月19日