東海道新幹線で2020年3月に運用開始となったN700S。しかし、未だに乗ったことがない・・・。
この日は早朝に福島県郡山駅を出発し、目的地が名古屋。経路が東京経由になるからこの機会に乗ることにしよう!ということで、ぷらっとこだまを使用して、こだま号に運用されるN700Sへ乗ってきました。
目次
N700Sで運行!こだま733号のグリーン車で名古屋へ!!
N700Sによる「こだま733号」・乗車前
こだま733号は東京駅を14時27分発で名古屋に17時06分に到着する新幹線です。乗車時間は2時間39分。のぞみが同区間を1時間35~40分で駆け抜けますので、1時間程度長く乗ることになります。見方を変えると、1時間も長く新幹線に乗れることになります。
さて、この日は郡山⇒宇都宮周辺(日光線・烏山線)⇒東京という流れで移動。宇都宮から快速や普通列車を乗換えて東京駅に到着したのは14時16分。発車11分前に到着しました。
一旦、JR東日本の改札を抜け、東海道新幹線の改札前へ。実際は在来線の改札内に新幹線の乗換改札があったのでそのまま乗換えでも良かったのですが、フリーきっぷで移動して来た為、一旦改札の外に抜けました。
なお、今回は「ぷらっとこだま」を利用して、こだま号に乗車しました。本来であれば、後10分ぐらい早く到着したかったのですが、乗り継ぎ時間の関係もありギリギリになってしまいました。
ぷらっとこだまは、万が一乗り遅れると大変なことになりますので、その辺りについては「ぷらっとこだま」利用時の注意点をご覧ください!
改札~発車前
改札前で発車案内を撮影📷
今回乗車するこだま733号の案内が既に一番上へ来ていました。
改札を抜けてホームに上がると既にN700Sが扉を開け、乗車できる状態になっていました。発車時刻の5分前でまだ時間があったので、一番先頭の車両まで移動して写真撮影。
N700Sは隣のN700Aと比較すると、ボディが少しスリム化したような印象を受けます。
N700Supreme
キラッと輝いています。
先頭車の写真を撮った後はグリーン車へ向かいましたが、それでも発車時間まだ少し時間があったので、N700Sの普通車(自由席)に少しだけお邪魔しました。
素通りのような感じで普通車は通り過ぎたので、今度改めて普通車の座席にも座ってみたいと思います。
ホーム上に一旦戻り、発車案内を確認。18番線はしばらく、こだまが1時間に1本しか止まらないようです。
N700S・グリーン車の車内と座席
座席指定を受けたN700Sのグリーン車8号車へ
グリーン車や普通車の車内に入ってすぐ思ったのですが、N700AよりN700Sは車内が明るいのかな?と思いました。
それではN700S・グリーン車の座席周りを少し紹介。
まずは、座席の右側にあったスイッチと収納テーブル。スイッチを下方向に押すと座席が倒れ、上方向に押すと座席が元の位置に戻ります。
座席の様子は後ほど紹介します。
座席の肘置きを明けるとミニテーブルが出てきます。こちらはお菓子やドリンクが置ける簡単なテーブルになっています。
座席背面にあるテーブル。こちらは弁当やドリンク、ノートパソコンが置けるほどの大きさになっています。
N700Sの座席背もたれにあるテーブルは、手前に引くことができる仕様になっています。
座っている方へテーブルが持ってこれるということで、弁当を食べる時やパソコン作業に便利です。
続いて足元に目を向けます。
足元はフットレストが付いており、ペダルを踏むことでフットレストを前に倒すことができます。ペダルがあるのは現在と同じですが、他の部分で多少の仕様変更があります。
N700Sのグリーン車には各座席1つずつコンセントが付いています。コンセントは座席の横、肘掛け下にあるので大変ありがたいです。
今度は座席を倒してみます。やはりグリーン車の座席は結構倒れてくれます。
ちなみに目一杯倒すとこんな感じ。一つ後ろはともかく、二つ後ろの座席すらしっかり見えてしまうほど深く倒れます。
後ろに人がいない時は、座席を目一杯倒して寝るのもアリかもしれないですね(笑)
そして、N700Sに乗ると一番変わったと気付きやすいところが、車内にある案内LCD。
今回からLEDから液晶に変わったということもあり、すごく見やすくなっています。
また、到着駅の乗換案内も表示されるようになりました。
N700Aの車内案内は文字が横に流れるだけで、乗換案内を行うことは無かったのですが、N700Sに導入されたディスプレイを持ってすれば、乗換案内も行えるようになっています!
放送で乗換案内を行っていても場所によっては聞こえづらいところもあるし、耳が聞こえない方にとっては放送されても・・・ということもあったと思います。文字で表示されることにより、どの路線に乗換可能なのか、ひと目で分かるようになりました。
以上で車内に関しては、一通り紹介できたかと思います。他にも通路やロビーを見れば違う所があったと思いますが、今回は省略。
車内でまったりしながら、外を眺める
富士山・・・は見えず
一通り座席周辺を見たところで、グリーン車の座席でまったり。
富士山側の席を取りましたが、残念ながら富士山は雲に覆われていました。そもそも富士山って冬以外、綺麗に見れた覚えが無いのだが・・・
新富士に新富士駅に到着し、数分停車。その後、定時にこだま733号は新富士駅を出発しました。
なお新富士駅出発後は、うとうとしており、しばらく寝たり起きたりを繰り返していました。この日は朝5時に起きており、流石にお昼過ぎはいい感じに眠たくなってました。
その後、静岡駅で停車・発車していくのは覚えていますが、それ以外は覚えてないです。なので、覚えていないところは寝てますね(笑)
目が覚めえると大井川
N700Sのグリーン車座席に体を預けてから数十分。意識が戻ったのは大井川を渡る手前でした。起きてしばらくすると大井川を渡り始めました。
しばらく雨が降っていないのか、大井川の水は全然無かったです。
天竜川を渡り浜松へ
大井川や掛川駅を通り過ぎ、掛川駅の次の停車駅・浜松へ。
浜松駅の手前には天竜川があります。天竜川の水かさも比較的少なかったです。
浜松駅到着前。丁度、貨物列車が浜松駅を通過していっていました。また、右下の写真を見て気付いたのですが、浜松は大々的に「出世の街」と掲げていたのですね。知りませんでした(笑)
先程から写真は粗いですが、 乗車しているN700S(こだま733号)は浜松駅に到着
浜松からはグリーン車が貸切状態に!
貸切状態で浜松を出発!浜名湖を高速で通り過ぎる
浜松駅で8号車のグリーン車にわずかにいた乗客が私以外、皆降りていってしまいました。その後も終点・名古屋まで8号車には誰も乗車してきませんでした。なので、浜松~名古屋間はN700Sのグリーン車・1両貸し切り状態でした!
まさかN700Sの1車両を貸し切れるなんて思いもしなかった(^^)
・・・という、ちょっとした冗談はさておき、N700Sは浜松駅を出発後すぐ浜名湖のすぐ横を高速で通過して行きます。
天気がいいので、浜名湖が青く映っています。
浜名湖は東海道本線からだと新幹線の高架と被って見えないので、新幹線に乗ってる人の特権と言えるでしょう。
車内が貸切状態になったところで再探索!
浜松駅からは貸切状態になったので、車内を再探索。
車内の雰囲気はこんな感じ。やはり、N700Aの時よりN700Sの方が明るいような気がします。
N700S・グリーン車の座席。座席の上にある黒いのは読書灯です。
こちらはN700Sの座席上の荷物棚。特に気になる場所では無いですが、なんとなく撮って見ました。
参考にどうぞ!
座席テーブルにある車内の案内。拡大して撮ってみました。
今回は8号車に乗ってますので、8号車に乗る方の参考になれば。
N700Sは液晶ディスプレイにしたことで、列車名と行先・停車駅案内が一度で分かるようになりました。
こちらはN700S、8号車と9号車の間のロビー
豊橋~終点・名古屋
豊橋駅に到着。一度だけ、豊橋駅直結のホテルアソシア豊橋に泊まったことがあるので、外観を撮ってみました。
豊橋駅直結ですが、新幹線ホームからは在来線をまたぐ必要がある為、ほんの少しだけ歩く必要があります。
ニチバン セロテープ
セロテープをよく買われる方や使われる方には、なじみのある会社ではないでしょうか。三河安城駅を発車してすぐに、この巨大看板はあります。
三河安城駅を発車するとすぐに、こだま733号は名古屋市内に近づいてきました。
名古屋駅の乗換案内・英語Ver
名残惜しかったですが、N700Sを降りることにします。
最後、名古屋駅到着前にN700Sの液晶ディスプレイをパチリ📷
17時06分。定刻通りに名古屋駅へ到着しました。
名古屋駅のホームに降りると、既に行先表示は「回送」になっていました。また、乗客が降りきったことを確認すると、すぐに扉を閉めていました。
終わりに
感想を言うと、わざわざN700Sへ乗りにいった甲斐がありました!
平日の昼間ということもあり、乗客が少なく静かに過ごせたのもありますし、短い区間とはいえ浜松~名古屋駅間でグリーン車1両を貸し切ることができたので(笑)
名古屋で下車する時に9号車のグリーン車を見ましたが、数人降車客がいましたので、本当にたまたま誰もいない状態になったのだなと思いました。
いずれ、このN700Sが東海道・山陽新幹線の主力になると思いますが、まだまだ運用的にはN700Aの方が多いので、N700Sを狙って乗りに行く甲斐があると思います。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
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N700Aグリーン車乗車記
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乗車日:2021年8月30日