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バリ得「ひかり」
日本旅行より販売されている「バリ得こだま・ひかり」。東海道新幹線(JR東海)に「ぷらっとこだま」という商品がありますが、「バリ得こだま・ひかり」はそのJR西日本Ver。
JR東海ツアーズで発売されている「ぷらっとこだま」は、商品名通り「こだま」しか選択できません。しかし、日本旅行より発売されている「バリ得こだま・ひかり」は速達種別である「ひかり」も選択可能!
ただ、山陽新幹線の全区間を走る「ひかり」は限られた時間・本数しか走っていないので、タイミングが合わなければ乗車する機会もないのですが・・・。
そんな数少ない山陽新幹線全区間を走行する「ひかり531号」に乗車。しかもグリーン車で新大阪⇒博多を移動しました。
ひかり531号 N700A(16両)
朝7時の新大阪駅。岡山・九州方面の時刻がずらっと並び、何なら全種別が表示される貴重な時刻。
乗車するひかり531号は名古屋駅始発の便で、停車駅は名古屋~新大阪の各駅・新神戸・姫路・岡山・福山・広島・新下関・小倉・博多。
ひかり号らしい走りを見せているのですが、山口県内の停車駅が新下関。徳山や新山口ではなく、新下関に停車するというのがミソ。また、停車駅が少ないので、新大阪~博多駅間の所要時間は2時間36分。最速達であるのぞみ号の所要時間が2時間28分なので、たった8分しか違わない。なかなかの早さの為、後続のみずほやのぞみに抜かれません。
7時32分 新大阪駅22番線にひかり531号(N700A)が入線
「ひかり 博多」の表示は1日2本しかないレア表示。ちなみにもう1本は、6時台の「ひかり591号」。ひかり591号は通過駅が3つ(2023年より2駅)しかなく、所要時間も3時間13分。早さならひかり531号が圧倒的です。
グリーン車
N700Aのグリーン車。座席は2列×2列。座席間隔が広いので、普通車と比べかなりゆったり。
足元にはフットレスト。N700Aのフットレストは、右側にあるペダルを踏むことでフットレストが開くスタイル。
テーブルは背面テーブルと肘置きにあるミニテーブルの2種類あります。
なお、ひかり531号では車内販売は行っていないので、飲食物は事前に購入・持ち込む必要があります。
車内ディスプレイは、グリーン車・普通車共通。
車窓(新大阪 ⇒ 博多)
7時35分 新大阪駅を発車。
新大阪発車時点でグリーン車の乗車率は2割、もしくは1割ほど。平日でしたが、ビジネスマンの姿は少なく旅行者の方が多かったです。
山陽新幹線はトンネルが多く、景色を楽しめる区間は少ないです。トンネルの外に出たと思っても山が多く、すぐにトンネルに入る・・・の繰り返し。
新大阪から50分で岡山へ。
8時40分 福山駅停車。
福山駅のすぐ隣には福山城・・・と思ったら、レールスター(700系)こだまが停車中でした。
レールスターは山陽新幹線内でしか走っていないので、1回は目にしておきたい新幹線の一つ。
9時4分 広島駅停車
9時5分 広島駅発車
9時25分:徳山駅通過
9時45分:新下関駅 停車
新下関は基本8両編成の車両しか止まらないので、16両編成の車両が止まるのは貴重。
新下関を出発して7分で小倉に停車。反対側は偶然にもN700S(のぞみ18号)。
9時55分 小倉発車
10時11分 博多駅到着。
グリーン車から下車する人は少なかったですが、指定席や自由席から下車している人は結構いました。ひかり号とはいえ、のぞみ号と8分しか所要時間が変わらないので、乗っている人は多かったようです。
ひかり531号の乗車感想としては、グリーン車は乗っている人が少なく快適でした。朝の時間帯ということもあり、乗る人が限られるのでしょうか。
なお、博多発のひかり号は、夜に運転される「ひかり594号」の1日1本のみ!
※2023年の3月まで1日2本、あと1本は朝に運転されていましたが、こだまに変更されました。
ひかり594号は、今回乗車したひかり531号と同じN700Aによって運行されるので、グリーン車の設定有り。博多⇒新大阪の所要時間は、2時間40分と速達型の設定になっています。
ひかり594号は、ビジネスマンやイベント帰りに利用する人が多いので、日によっては乗車率が高めだったりします。特に週末はその傾向にあります。
バリ得こだま・ひかり 料金
区間/普通車指定席料金 | 料金(通常) | 料金(繁忙期) |
---|---|---|
博多~新大阪 | 8,600円 | 10,000円 |
グリーン車は片道料金+1,000円で乗車可能で、博多~新大阪は9,600円!
博多~新大阪を割引無し(グリーン車)で乗車すると21,350円。通常料金とバリ得ひかりの料金を比べると約55%引き(普通車指定席は約44%引き)。
区間選択について、関西側は新大阪~姫路。九州側は博多・小倉が選択可能。
区間によって料金が異なるので、詳細な料金は日本旅行のホームページを確認!
それでは、今回はここまで('ω')ノ
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乗車日:2022年7月1日