旅名人の九州満喫きっぷを使用しての西九州乗り鉄旅。
前回、伊万里駅の駅探索を行い、その後、伊万里⇒有田⇒伊万里⇒たびら平戸口の順に移動してきました。
道路で分断された伊万里駅を探索してみた（ＪＲ九州＆松浦鉄道）
今回は、日本最西端の駅・たびら平戸口と近くの平戸大橋を見ていきたいと思います。
目次
日本最西端の駅・たびら平戸口
伊万里駅から１時間１０分程で日本最西端の駅・たびら平戸口に到着しました。
降車後、ホームで写真を撮っていると佐世保方面からの列車も１番線に到着。
ホームから伊万里駅方面を撮影。
線路横にある建物は乗務員の宿泊施設だった所でしょうか。建物はかなり錆び付いています。
駅舎側からホーム全体を見てみます。
たびら平戸口駅は２面３線で、駅舎側から１～３番線まであります。
２０２２年２月時点では、駅舎側の１番乗り場が伊万里方面。２番乗り場は、一部の伊万里方面と佐世保方面の列車。３番乗り場が佐世保方面になっています。
たびら平戸口は有人駅で、列車が到着すると駅舎の中から係の方が外に出て、切符の確認や回収を行います。
たびら平戸口駅の駅名標。駅名標には、田平地区と平戸島を結ぶ平戸大橋の写真があります。平戸大橋へは歩いて行けるので、後ほど近くまで行ってみます。
現在の本当の日本最西端の駅は、沖縄のゆいレール・赤嶺駅ですが日本全国に繋がっている線路で行ける日本最西端の駅はたびら平戸口で間違いないです。その為、駅名標にも「日本最西端の駅」という駅が堂々と載っています。
駅舎にも日本最西端の看板があります。
日本最西端の駅の記載がありつつ、右下には「普通鉄軌道方式で」という但し書きが書いてあります。
２・３番ホームから駅舎の入口。
改札の上にもかなり前から設置されている「ようこそ日本最西端の駅へ」があります。
伊万里駅方面は１時間に１本。佐世保方面は時間帯によって異なり、ラッシュ時間帯は１時間に１～２本。日中の時間帯は１時間に１本となっています。
駅舎内には鉄道博物館とバスの定期券発売所を併設している施設があります。
中に入ると、国鉄松浦線時代の切符や当時の写真。松浦鉄道のグッズや日本最西端駅到達の記念証明書が購入できます。たびら平戸口に訪れた際は、記念に手に入れると良いかと思います！
鉄道博物館は無料で入れますので、時間がある際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
駅舎の外に出て、駅舎全体を見てみます。
駅舎入口上の駅名付近を見ると、松浦鉄道の昔のカラーリングが施されています。１９８８年にＪＲから松浦鉄道に転換されており、駅舎自体は３５年前から変わっていないと思われます。
駅舎横には田平地区と平戸の観光マップがあります。
平戸方面には、「平戸口駅」「たびら平戸口駅前」。もしくは、少し歩いた所にある平戸口桟橋のバス停から向かうことができます。
タイミングが良ければ、駅前にあるバス停から平戸へ行くことが可能。
「バスは面倒！」という方は、駅前にタクシーが止まっているので、タクシーという選択肢もあります。
タクシーは入れ替えながら何台も来ていたので、そこまで待つ必要はないと思います。
西肥バス停留所時刻表（「平戸口駅」「平戸口駅前」、時間が合わない場合は「田平港」で検索）
平戸瀬戸市場と平戸大橋
たびら平戸口駅から約１ｋｍ。約１０分歩くと平戸瀬戸市場があります。
ここでは、平戸で取れた新鮮な魚や農産物を提供されているようです。この日は休日ということもあり、駐車場は満車近い状態になっていました。
また、平戸口桟橋（２０２３年４月１日～：田平港）バス停はこの辺りにあり、時間帯によっては、田平港バス停から乗った方が平戸に早く着きます。
平戸瀬戸市場の近くには、田平と平戸を結ぶ平戸大橋があります。平戸瀬戸市場からは見上げる形になりますが、紅色の橋を全体的に見ることができます。
平戸大橋をもう少し近くでみたいと思い、平戸瀬戸市場から移動。平戸瀬戸市場から坂道を登り、平戸大橋の広場前まで移動してきました。
坂道は意外と急で、長さはそこまでありませんが登りきる頃にはバテバテになっていました(-_-;)
近くの広場から平戸大橋や平戸瀬戸、平戸島の入口を一望できます。天気が良かったこともあり、平戸城跡といった遠くの景色を眺望。坂道を登ってきた甲斐がありました！
５分ほど滞在した後、列車の出発時間が迫ってきたこともあり、たびら平戸口駅へバック。
たびら平戸口駅の場所
同じ道を通りながら駅へ戻りますが、長崎特有の坂道を下って坂道を登る・・・
駅まで２０分程掛けて移動しましたが、駅に着く頃にはクタクタになっていました（笑）
この後は吉井駅へ移動。吉井駅と駅近くの国鉄世知原線の跡を見ていきます！
この後
国鉄世知原線が分岐していた松浦鉄道・吉井駅（旧国鉄松浦線）を探索
九州の鉄道旅
訪問日：２０２２年２月２０日