鉄道

特急しなの18号乗車記(長野 ⇒ 名古屋)と北陸本線迂回ルート

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名古屋~長野駅間を結ぶ特急しなの。1時間に1本のペースで運行されており、6両もしくは8両編成で運転されています。

今回、特急しなのを全区間(長野 ⇒ 名古屋)で乗車してきたので、簡単な乗車記として書いています。乗車記の後にオマケ(本編)もあるので、そちらもご覧ください。

長野駅

リゾートビューふるさとを長野⇒松本駅間で乗車。その後、普通列車で松本から長野駅へ戻ってきました。

長野駅善光寺口

長野駅で預けていた大きな荷物を回収。次なる場所へ移動します。


乗車するのは「特急しなの18号 名古屋行き」。8両編成での運行になります。

長野駅出発発車標

長野駅の駅名標
長野駅 駅名標

長野駅で少しドタバタとした為、車両をあまり撮る時間がありませんでした。


383系

一番端の車両まで行くのが面倒だったので、増結車両を撮影。「特急しなの」の使用車両は383系

383系「特急しなの」


1994年に登場した383系の行先表示は、方向幕スタイル。

383系方向幕「特急しなの 名古屋」


座席

普通車の座席。2列×2列で大きな窓が特徴的。

383系指定席車内


座席の前後間隔は他の特急と同じくらい。背面テーブルはありますが、ドリンクホルダーは設置されていません。

383系指定席の座席


車内販売・自販機は無い!

特急しなので車内販売は行われていません。以前は、4号車で自動販売機が稼働していましたが、現在は終了。

383系自動販売機


飲み物や食べ物は、長野駅にあるNewDaysで乗車前に購入しておきました。

クレープ&コーヒー
おやつ:クレープ&カフェラテ(ノンスイート)


特急しなの18号乗車記(長野 ⇒ 名古屋)

篠ノ井線

15時00分 長野駅出発

特急しなの18号の車窓(長野駅出発後)

長野駅の留置線は、何の列車もいませんでした。


篠ノ井駅を過ぎ、列車は冠着山方面へ。

特急しなの18号の車窓(篠ノ井⇒松本)
北陸新幹線の線路


稲荷山駅を通過すると標高が上がり、それに伴い車窓の眺めもいい感じに。

特急しなの18号の車窓(篠ノ井⇒松本)
稲荷山⇒姨捨


15時17分 姨捨駅の辺りで、日本三大車窓。いい眺め。

特急しなの18号の車窓(姨捨)

でも、この日の午前中に姨捨駅に来ているので、軽く見て終わり。


冠着トンネルをくぐると、筑北村・筑北小学校。この日、3度目の光景。

特急しなの18号の車窓(筑北小学校)
筑北村・筑北小学校


夏の田園地帯を見ながら、筑北村を通過。

特急しなの18号の車窓(篠ノ井⇒松本)


15時51分 松本駅

383系車内案内(次は松本)

松本駅からも多くの方が乗車。この時点で、窓側はほぼ全部の座席が埋まる。


15時53分 松本駅出発。

特急しなの18号の車窓(松本駅出発後)


16時01分 塩尻ワイン・・・の樽が置いてある塩尻駅に到着。

塩尻ワイン(塩尻駅)

塩尻駅からは3方向の分岐。同じ方向に3方向分岐は珍しいので、駅名標をパチり📷

塩尻駅の駅名標

16時03分 塩尻駅出発。


中央本線(中央西線)

塩尻駅を出発後、すぐに新宿方面の中央本線(中央東線)と分岐。特急しなのは名古屋方面の中央本線(中央西線)へ。

塩尻駅出発後(中央東線と分岐)
中央本線(山梨方面)


中央西線は周りをアルプスに囲まれているので、車窓は山が多くなります。

特急しなの18号の車窓(塩尻⇒木曽福島)

特急しなの18号の車窓(塩尻⇒木曽福島)

特急しなの18号の車窓(塩尻⇒木曽福島)

今回、進行方向左手のD席に座りましたが、塩尻~南木曽は景色があまり楽しめません。中央西線に沿って流れている木曽川や御嶽山は、右手(A席)側にあります。

景色を楽しめない代わり、午後になると更に暑くなる夏の日差しを浴びることなく過ごせます。


16時32分(2分遅れ) 木曽福島駅

木曽福島駅

16時33分 木曽福島駅 発車

特急しなの18号の車窓(木曽福島⇒南木曾)

木曽福島⇒南木曽 進行方向左手側は、これ!という景色はない。


16時56分 南木曽駅

南木曾駅に停車中の特急しなの18号
南木曽駅 停車中


南木曽より先はD席側で木曽川が見えます。

特急しなの18号の車窓(南木曽⇒中津川)
木曽川


名古屋~南木曽駅間に関しては、どちからと言えばD席の方が景色を楽しめると思います。

特急しなの18号の車窓(乙姫大橋)
乙姫大橋


17時10分 中津川駅

中津川駅
中津川駅

中津川は降車より乗車の方が多いように見えました。



中津川発車後も田園地帯の中を走行。

特急しなの18号の車窓(中津川⇒多治見)


17時37分 多治見駅 到着

383系車内案内(多治見)

17時38分 多治見駅 発車


多治見を発車してしばらくすると名古屋都市圏へ。

途中の高蔵寺辺りで雨が降り始めましたが、勝川付近で雨は止みました。

特急しなの18号の車窓(名二環)
名二環

特急しなの18号の車窓(名鉄瀬戸線)
名鉄瀬戸線(大曽根)


中日ドラゴンズの本拠地・ナゴヤドーム。コロコロ変わる名称を書くのは面倒なので省略。

特急しなの18号の車窓(ナゴヤドーム)
ナゴヤドーム

まだ入ったことがないので、いつか入ってみたいドームの一つ。


金山駅で東海道本線と名鉄と合流、並走。

並走するミュースカイ(名鉄)
ミュースカイ(名鉄)


18時07分 中央本線の終点・名古屋

383系車内案内(名古屋)
名古屋駅の駅名標

長野駅を出発して3時間7分で名古屋駅に到着。

隣に人が来ることなくのんびり過ごせたので、そこまで疲れませんでした。


乗車してきた特急しなの18号は名古屋駅に到着後、回送列車という名の列車切り離し作業へ。先頭2両が切り離され、残り6両が折り返し特急しなのとして運用されるようでした。

名古屋駅に停車中の383系


383系・長野寄りの先頭車(1号車)はパノラマが楽しめるグリーン車。いつか乗ってみたいです。

名古屋駅に停車中の383系

そんな感じで特急しなの18号の乗車記はここまで。

本編はこの先も続きます。


おまけ(迂回ルート!)

今回、特急しなの18号の乗車記として書きましたが、当初は特急しなのに乗車する予定はありませんでした。

乗車券&特急券(特急しなの18号、新幹線)
乗車券&特急券(特殊ルート)

本来は、長野⇒(しなの・えちごトキめき)⇒上越妙高⇒金沢⇒新大阪⇒博多というルートでした。しかし、乗車日の3日前(2022年8月5日)に起きた北陸地方の集中豪雨により、北陸本線・敦賀~武生駅間が運行不能。

参考:2022年8月の福井県大雨・北陸線運休(外部メディア)


関西~北陸を結ぶ北陸本線が分断されたことにより、JR西日本より3つの迂回ルートの案内がありました。

①富山~高山本線~名古屋(岐阜)~新幹線or東海道本線~大阪方面
②北陸~長野~中央本線~名古屋~新幹線or東海道本線~大阪方面
③北陸~北陸新幹線~東京~東海道新幹線~大阪方面

迂回ルートを利用する際、北陸本線を通る経路になっていれば乗車券はそのまま有効。特急券は別途購入が必要でした。

・・・

3つの案を基にルート選択へ。

①は特急ひだルート。キハ85系に乗れるチャンス!しかし、富山発の特急ひだは1日4本。本数が少ないので乗客が集中する & 富山まで行くのが面倒 & 時間が合わないため真っ先に除外。

③は北陸・東海道新幹線ルート(一番興味を引いた)。一瞬、これもアリかなと考えましたが、特急料金が1万円ぐらい掛かること + 北陸新幹線は混雑しているのでは?という想像から、こちらも断念。

結局、②の中央本線ルートを選択。一番シンプルなルート + 特急しなのを全区間乗り通してみたかったのが理由。
特急料金は、特急しなの+東海道新幹線4,100円(長野 ⇒ 新大阪)。


名古屋で特急しなの18号下車後は、東海道新幹線のホームへ。

東海道新幹線・名古屋駅の発車案内(新大阪方面)


のんびり新大阪へ行きたかったので、こだま739号に乗車。米原から車内がガラガラになり、快適でした。

N700A・こだま739号


新大阪で乗換。さくら573号で博多へ向かいました。

さくら573号(新大阪駅)
さくら573号

迂回ルートは初めて経験。本来、このようなことは起きない方が良いのですが、これはこれで貴重な体験でした。

もともと乗車予定だった上越新幹線&北陸本線の特急券は、窓口で払戻処理。無手数料で特急料金が払戻しされました。まあ、払戻しされても迂回ルートの特急券代に消えるのですが(笑)


それでは、長くなりましたが今回はここまで('ω')ノ


特急しなの グリーン車


リゾートビューふるさと 乗車記


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乗車日:2022年8月8日

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