この日は、朝の早い時間帯から福間駅⇒熊本駅の普通列車に乗っていました。熊本まで行った後は、小倉駅までとんぼ返りしてきました。夕方に乗車する予定の列車がありましたが、小倉駅に到着した時はまだ14時頃。時間がありましたので、久しぶりに北九州モノレールに乗ってきました。
目次
小倉の街を空中散歩!北九州モノレールに乗車
乗車前に腹ごしらえ
小倉駅に到着した後は、小倉駅前の商店街にある吉野家で昼食。夜ご飯も兼ねる為、スタミナ超特盛丼を食べました。
ご飯を食べた後、小倉駅に戻らず一つ隣駅の平和通駅から乗車しました。
平和通~企救丘
平和通駅のホームへ到着。
なぜ小倉駅に戻らなかったかというと、平和通駅で北九州モノレールの過去が分かる「あるもの」が設置されているからです。
その「あるもの」とは、平和通~旦過駅に設置されている分岐器です。終点は小倉駅なのに、何故一つ隣の平和通~旦過駅間に設置されているのか。
実は、現在の北九州モノレールの終点は小倉駅ですが、1998年までは平和通駅が北九州モノレールの終点駅(当時の小倉駅)でした。その時の名残で、分岐器が平和通~旦過駅間に設置されています。
その為、平和通駅の2番線に小倉駅から到着するモノレールは、逆走するようにして平和通駅までやってきます。
それでは、企救丘方面に向けて出発。
北九州モノレールは、ビルの高さでいうと4~6階部分を走行しているように感じました。
北九州モノレールからは、小倉北区と小倉南区の景色を一望することができます。また、左手には足立山を見ることができます。
三萩野~片野駅間で北九州都市高速と交差します。
後方側からモノレールを見てみます。北九州モノレールは駅間が短く、隣駅が見えることが多いです。
また、北九州モノレールは各駅に停車する為、早くても65kmまでしかスピードが出ません。高さ的は、東京モノレールと同じぐらいに感じましたが、爽快感は東京モノレールが勝ります。
徳力嵐山口駅付近までやってきましたが、この付近までくると山が多くなります。
徳力嵐山口~企救丘駅間はモノレールが得意とする急勾配・急カーブが連続しており、モノレールが本領発揮する区間になります。
志井駅付近まで来ると左手に再び足立山が見えてきました。
企救丘駅
志井駅を過ぎ、最後にもう1回急勾配を上ると終点の企救丘駅に到着です。
北九州モノレールの終点は企救丘駅ですが、企救丘駅から先も線路は続いており、左側の線路は車両基地方面へ続いています。右側の線路は車止めが有り、続きがありません。
下の写真奥に写っているのは、高速道路の北九州JCT(九州自動車道・東九州自動車道)です。
企救丘駅のホーム端まで行くと、鏡越しですが車両基地が見えます。
今回初めて知りましたが、北九州モノレールは1000形という車両が使用されているようです。車両にも書いてあるように、定期列車は全てワンマン運転されています。
企救丘駅は2番線までありますが、基本的には1番線(写真で止まっているホーム)しか停まらないようです。
モノレールは架線が無い為、線路上に電気を流す必要があります。線路上は高電圧の為、下りないでくださいという注意事項があります。
北九州モノレール・企救丘駅の時刻表。平日の朝ラッシュ時間帯を除くと、10分に1本の間隔で走っています。
小倉競馬場
小倉駅方面へ戻る際、進行方向の左手に見えた小倉競馬場。
小倉競馬場開催以外はダイヤの運行調整は特にない北九州モノレールですが、小倉競馬場開催時は増便を実施し、競馬観戦客の対応を行います。
北九州モノレールにとって、競馬開催日は数少ない沿線でのイベント。輸送増量のチャンスですので、全力を出さないわけにはいきません。
小倉駅(モノレールホーム)
小倉駅に到着しました。北九州モノレールの乗り場は、JR九州の改札口から見て真正面の場所にあります。
小倉駅には2番乗り場まであり、お昼の時間帯は乗り場を交互にしながら発車していきます。
小倉駅1番線にある車止め。2番線も同じ車止めがあります。
小倉駅のホームから隣の平和通駅と更に隣の旦過駅、小倉駅前が見渡せます。
平和通~旦過駅間に分岐器があるので、小倉~平和通駅間に分岐器はありません。
それでは北九州モノレールの乗車記はここまで。日本で走っているモノレールは少ないですが、普通の鉄道路線とは違い、常に高い場所を走るのでモノレールに乗る時はいつもワクワクしてしまいます(笑)
北九州モノレール(公式ページ)
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乗車日:2021年9月25日