京王電鉄初となる座席指定列車で、2022年12月より運行が開始された「京王ライナー」。
沿線に住んでたり用事があるなら乗る機会もあったのだろうが、今まで乗る機会が全く無かった。
某日、京王沿線にあるホテルに宿泊する機会があり、次いでではないが、せっかくなので京王ライナーに乗ってみることにした。
目次
座席指定券(座席指定券券売機)
京王ライナーは座席指定列車なので、座席指定券が必要になる。
指定券は、チケットレスサービス/券売機で購入可能。
チケットレスサービスの利用には会員登録が必要。会員登録が面倒だったので、券売機で座席指定券を購入してみました。
駅で京王ライナーの座席指定券を購入する場合、停車駅にある「座席指定券券売機」で購入可能。
券売機では、当日分のライナー列車のみ購入可能。当日の朝から発売されており、一部の券売機を除き発車の3分前まで購入できる。
列車を選択すると料金支払い画面へ移動。
支払い方法は、現金・ICカードの2択。
チケットレスサービスとは違い、券売機で座席指定は不可。券売機で乗車する号車が分かる。
座席指定券は、紙で発券されるがレシートタイプ。JRや普通の切符みたいに硬くないので、自動改札機は通さない。
また、発券された紙に座席指定の番号が記載されている。どの座席になるかは、発券後になって初めて分かる。
どのように座席番号が決定しているかは不明だが、前の座席から順番に発券されているように思われる。
2023年4月時点のライナー料金は410円。料金はどの区間に乗っても同じである。
ライナー券を購入せずに京王ライナーへ乗車すると、車内で700円の料金が取られる。車内精算は通常より290円割増しになるので、座席指定券は乗車前に購入しておくのが吉。
京王ライナー
京王ライナーは、発車案内標で「KEIO LINER」と表示されている。
京王ライナーで使用されている車両は5000系。2017年より順次運転されている。
フルカラーLEDに「KEIO LINER 【行先】」が表示されている。
京王ライナーの一部列車・区間では、指定券無しで乗車可能。その場合、行先の下に「指定券無しでご乗車できます」が表示されている。
座席
座席はクロスシート・ロングシートの2種類。クロスシートは車両の中間にあり2×2列。ロングシートは車両前方・後方に3席 or 9席。
通勤タイプ車両のクロスシートなので、座席と座席の間に肘掛けは無し。
小さいカバンなどは足元に置けるが、座席下にスペースは無いので大きい荷物を置くことは難しい。その時は、荷物棚に大きい荷物やスーツケースを置く必要がある。
ただし、隣席に人がいない時は、スーツケースといった荷物を隣のスペースに置くことは可能である。
座席の背面は、ドリンクホルダーとコンセントが設置されている。1つずつあるので、隣の人と取り合いになることは無い。
新宿行きの6・9・12列と新宿発の4・7・10列のA・D席は、上の写真のように座席前に仕切りがある。
仕切りがある席は他の座席に比べると窮屈に感じる。足も延ばしづらいし、荷物も置きづらい。正直、外れ席のように思える座席だった。
仕切りのある座席のコンセントは、座席下にある。かがむようにするとコンセントの位置が分かる。
車内ディスプレイ
扉上にディスプレイが設置されている。京王ライナー用に準備されており、降車できない駅では「降りられません」と表示される。
京王線の京王ライナーは、明大前~府中駅間をノンストップ。特急が停車する駅も遠慮なく通過していく。
おわり
京王ライナーには、平日・休日に1回ずつ乗車。
平日は、夜の新宿発に乗車。帰宅ラッシュと被っていたこともあり満席近い状態だった。
休日は、朝の新宿行きに乗車。乗車した号車は、車両後方がガラガラ。誰かいる座席も窓側しか埋まっておらず、乗車率は2割ほど。
平日は好調な印象を受けた半面、土休日の乗車率はイマイチという感じでした。
座席指定券は、京王ライナーに多く乗ったり座席指定する場合は、チケットレスサービスを利用した方が良いなと思いました。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
鉄道乗車記を見る
乗車日:2022年10月