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石清水八幡宮駅
男山の麓にある京阪本線・石清水八幡宮駅。駅名の通り、石清水八幡宮の最寄り駅。

ホームは2面2線。カーブの途中にある為、ホーム全体が大きく曲がっています。
少し待っていると回送列車が通過。
出町柳方面もカーブになっているので、列車全体を撮影することができました。

石清水八幡宮は山の上にあるので、駅舎自体は至って普通。駅前は八幡市の観光協会やレンタサイクル貸出、バス・タクシー乗り場があります。

石清水八幡宮参道ケーブル
石清水八幡宮駅を出て右へ進むと石清水八幡宮参道ケーブル「ケーブル八幡宮駅」。

京阪ケーブルカー(鋼索線)は、通常時15分間隔で運転。
ケーブルカー八幡宮山上駅~ケーブル八幡宮口駅の400mを3分で結びます。

京阪ケーブルカーは「あかね」「こがね」の2車両。
今回は「あかね」に乗車。

2019年6月19日より運行開始。運行されてから数年ということもあり、車体は綺麗に保たれています。
車内は左右で統一。「あかね」「こがね」の車両と同じ色が使用されています。

駅を出発してから1分で中間地点。

車両の行き違い設備があり、ここで反対側に向かう「こがね」と列車交換。

トンネルを過ぎると進行方向左手に京都市内の車窓。

京阪ケーブルカーの標高差は82mと他のケーブルカーに比べ標高差は少ない。
それでも周辺に高い建物が無い為、少し登っただけで遠くの景色がよく見えます。

予定通り、3分でケーブル八幡宮山上駅に到着。

山上駅は駅員がおり、切符は駅員に回収、交通系ICカードは改札機にタッチ。
改札口は2か所あり、乗車口と降車口で分かれていました。

八幡宮山上駅は白いシンプルな駅舎。
駅舎内に売店などはありません。

男山展望台
駅前から登山道はスタートしており、左の階段を登っていくか右の坂道を登っていくかの2択。
今回は、なんとなく階段の方を登っていきました。

階段を登り切ると展望台らしきところを発見。
男山展望台という展望台で所在地の八幡市はもちろん、京都市・長岡京市・久世郡を一望できます。



眼下には京阪電車と木津川の橋梁。

京阪電車は絶え間なく通過するので、数分待っているとどちらかに向かう列車が通過していきます。
景色も良いので男山展望台から京阪電車+市内を撮影するのもアリだと思います。
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石清水八幡宮
男山展望台より細道を進むと石清水八幡宮に行くことが可能。
道の周りは木々になっているので夕方に行くと暗くなりやすいですが、夏の時期はまだまだ明るいです。

860年創建 石清水八幡宮。
かなり歴史のある神社で建造物の一部は国宝に指定されています。


夕方ということもあり、本殿含め人は疎ら。
本殿の周りは一周することができ、せっかくなので一周してから石清水八幡宮を後にしました。
展望台・八幡宮含め30分滞在。再び山上駅に戻り下山。
往路と同じ「あかね」が発車時間を待っていました。

再び一番後ろに乗車。
後ろから線路を見るとケーブルカー特有の勾配を感じることができます。

山上駅発車後に見つけた勾配標。
203パーミルという一般的な鉄道では考えられない勾配を登り下りします。

ただ、これでもケーブルカーの中でも勾配は緩い方。日本一の勾配がある高尾山ケーブルカー(608‰)と比較すると3倍も緩やかです。
復路も途中で「こがね」と行き違い。
流石に夕方の時間は、神社へ向かう人も少なかったです。

この後は、石清水八幡宮駅へ戻り、京都市内へ向かいました。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
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