2022年は日本で最初の鉄道が開業して150年。
150年という節目の年なので、JRを中心に様々なイベント・催しが実施されています。
そんな中、JR東日本より期間限定で3日間乗り放題となる切符「JR東日本パス」が発売されました。
有効期間は2022年10月14日~10月27日の内、3日間連続。
乗り放題となるのは、JR東日本全線、東日本エリアにある一部の第三セクター、私鉄路線。新幹線や特急の自由席が乗り降り自由で、普通指定席も4回まで指定可能。
普段、新幹線も乗り放題となる切符は発売されないので、かなりお得。
お得&設定期間が短い、更に全国旅行支援が被ったことにより、期間中の東日本はかなりの混雑具合となっていました。
そんなJR東日本パスを平日3日間に利用したので、その時の記録。
目次
DAY1
事前に指定席を取った列車を除き、自由席で移動しました。
あさま606号 大宮(08:44)⇒東京(09:08)
東京 ⇒ 津軽二股・奥津軽いまべつ
東京まで移動。平日なのに、ホーム上は新幹線を待つ旅行客で混雑していました。
東京駅からはやぶさ13号に乗車。
大宮~仙台駅間は乗車率8~9割。混雑は盛岡まで続きました。
盛岡を過ぎると混雑が収まったので昼食。大宮駅で買っていた駅弁を食べ、空腹を満たしました。
東北新幹線はやぶさ13号 東京(09:36)⇒新青森(12:34)
※指定席利用(1回目)
新函館北斗へ向かうはやぶさ13号を見送り、在来線ホームへ。
奥羽本線_普通 新青森(12:47)⇒青森(12:53)
奥羽本線の普通列車で青森駅へ。
反対側ホームの次発は特急つがる4号でしたが、その自由席待機列はクネクネしており、すごいことになっていました(笑)
青森駅まで移動した後、次の列車まで時間があったので青森駅ホームを探索。
連絡船の名残や特急白鳥で使用されていた789系の乗車位置案内が残っていたりと、青森駅のホームもなかなか楽しい場所でした。
14系の位置案内が何故吊り下げられているかは謎でしたが・・・
青森駅から津軽線に乗車。
津軽線_普通 青森(13:23)⇒蟹田(14:04)
津軽線は三厩駅まで続いていますが、2022年8月の大雨で被災。蟹田~三厩駅まで代行バスに振替られています。
津軽線_代行バス 蟹田(14:11)⇒奥津軽いまべつ(14:40)
奥津軽いまべつ駅まで移動。
実際は約100m離れた場所にある津軽二股駅が津軽線の駅ですが、奥津軽いまべつ駅前の方がロータリーも整備されているので、代行バスはそちらに停車。
この後は40分の滞在時間で、至近距離にある奥津軽いまべつ駅と津軽二股駅を見て回りました。
【駅探訪】隣接してるけど別駅扱い!津軽二股駅&奥津軽いまべつ駅
奥津軽いまべつ⇒大宮
奥津軽いまべつ駅より北海道新幹線で再び新青森へ。
北海道新幹線はJR東日本パスのエリア外なので、追加で運賃・料金をお支払い。
北海道新幹線_はやぶさ34号 奥津軽いまべつ(15:35)⇒新青森(15:51)
※別途運賃・料金 2,190円
はやぶさ34号に乗車し、新青森で下車。降車時、ホーム上のどの場所も長蛇の列となっていたので驚きましたΣ(・□・;)
本来ははやぶさ34号に乗りたかったのですが、窓側席が取れなかったのではやぶさ38号に乗車。
東北新幹線_はやぶさ38号 新青森(16:38)⇒大宮(19:39)
※指定席利用(2回目)
はやぶさ38号も全区間を通して、乗車率が8割ほど。空いている席を数えた方が早かったと思います。
大宮駅で下車しましたが、溢れんばかりの人が大宮駅で下車していました。
※1日目終了
DAY2
2日目も大宮駅からスタート。
大宮⇒新潟(とき301号)
最初は、新潟方面の始発列車であるとき301号・自由席に乗車。通勤客・旅行客が多く乗っていたこともあり、高崎まで通路席でした。
上越新幹線_とき301号 大宮(06:33)⇒新潟(08:12)
新潟駅は11番(乗り換え)ホームに到着。
のりかえホームに設置されている改札を通り、対面の在来線5番ホームにいる特急いなほ1号へ乗り換え。
新潟⇒秋田(特急いなほ1号)
特急いなほ1号は5~7号車が自由席。しかし、その自由席の乗車場所は長蛇の列。
自分は指定席券を持っていたのでゆっくり行きましたが、自由席の列が新幹線ホームまで続いていたのでビックリしました!
指定席券を持っているといっても、乗車したのはグリーン車!
東日本パスでグリーン車の指定はできませんが、グリーン車料金を追加課金することで乗車可能。特急いなほのグリーン車は一度乗ってみたかったので、ここでも課金。
白新線・羽越本線_特急いなほ1号 新潟(08:22)⇒秋田(12:03)
※別途グリーン車料金 6,170円
3時間40分掛け、新潟⇒秋田を移動。
グリーン車の座席はやはり快適そのもの。長時間乗車もまったり過ごすことができました。
【E653系】特急いなほ_グリーン車1人用座席乗車記(新潟⇒秋田)
秋田⇒大宮(こまち24号)
秋田に到着したものの、すぐに次の列車へ乗り換え。
約10分で接続している秋田新幹線・こまち24号に乗車。
昼食に、朝出発前に大宮駅の駅弁屋で購入した牛たん弁当。
秋田・東北新幹線_こまち24号 新青森(12:13)⇒大宮(15:39)
※指定席利用(3回目)
仙台⇒大宮は隣に人が来るほど、こまち24号も乗車率が高かった。
大宮駅まで戻ってきたところで、この日は終了。
3本の列車しか乗車していないが、9時間も乗車すれば十分満足。翌日は夜遅くまで動くので、体力回復を優先
※2日目終了
DAY3
3日目(3度目)、大宮駅からスタート。
大宮⇒新井(えちごトキめき鉄道)
北陸新幹線_はくたか553号 大宮(08:17)⇒上越妙高(09:54)
はくたか553号も出張・旅行客で賑わっていた。自由席の窓側座席は当然のことながら空席がなく、上越妙高まで通路席で移動。
えちごトキめき鉄道_普通 上越妙高(10:02)⇒新井(10:09)
東日本パスはえちごトキめき鉄道(直江津~新井駅間)が利用可能。その権利を活かして、新井駅まで移動。
新井(えちごトキめき鉄道)⇒大宮
新井駅から乗車するのは、特急しらゆき3号(新潟行き)。
新井駅始発だが、新井駅から乗車する人はほとんどいない。自由席に乗車したが、座席は選びたい放題だった。
なお、上越妙高駅からは案の定、多くの人が乗車してきた。
座席を確保したところで、少し早めの昼食。この日も大宮駅の駅弁屋で駅弁購入。「やまがた肉三昧どまん中」という、山形新幹線30周年記念に製造されたお肉お肉お肉 お肉いいとこ取り弁当を味わいながら頂いた。
えちごトキめき鉄道・信越本線_特急しらゆき3号 新井(10:25)⇒長岡(11:38)
長岡駅の乗換時間はごくわずか。
少し急いで歩き、上越新幹線・とき318号に乗車。
上越新幹線_とき318号 長岡(11:43)⇒大宮(13:03)
大宮 ⇒ 新庄
大宮駅で30分ほど休憩し、今度は東北新幹線に乗車。
東北新幹線_なすの259号 大宮(13:37)⇒郡山(14:47)
大宮⇒宇都宮は座ることができず、デッキに立っていました。
宇都宮駅で大量降車があったので、空いた席に着席。
東北新幹線_やまびこ63号 郡山(14:57)⇒福島(15:10)
福島から山形新幹線つばさに乗車。
つばさは全席指定席だが、福島~新庄駅間は指定席券を持っていなくても乗車が可能だった。えきねっとで乗車区間の空いている座席を確認し、新庄へ。
山形新幹線_つばさ141号 福島(15:35)⇒新庄(17:41)
新庄⇒東京
新庄に到着する頃には、外は真っ暗。
新庄へ来ましたが、1時間後に再び山形新幹線に乗車し東京へ向かいます。最後は長時間乗車になるので、東京へ向かう前に新庄駅のNewdaysで必要な食材を購入。
ラストスパート。
最後の乗車 山形・東北新幹線_つばさ158号 新庄(18:43)⇒東京(22:24)
※指定席利用4回目
夜ご飯に米沢駅松川弁当店が販売している「復刻版米沢牛肉すきやき弁当」(松川弁当店は米沢駅が本拠地だが、弁当を購入したのは大宮駅の駅弁屋)。
お肉、野菜がバランスよく盛り付け。量的に若い人は少しもの足りないが、この後デザートもあったので丁度良い量だった。
新庄から約3時間40分。定刻通り東京駅に到着。
普段は賑わっている東京駅も夜遅くになると人がまばら。
夜の東京駅を楽しみながら、東日本パスを使った乗り鉄旅は終了!
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最後に
今回乗車した列車の運賃・料金を計算したところ、普通に乗ると約10万1千円。購入した切符(東日本パス+北海道新幹線+グリーン車料金)は30,510円。約7万円お得に乗車できたことになる(^_^)
と言いながら、ただ乗るだけで大して観光もしなかったので、終わった後の疲労感は凄かった(´-ω-`)
東日本パスのアンケートが行われていたが、どのような結果だったのか気になるところ。アンケートを基に面白そうな企画券が発売されるのを楽しみにしておきます。
第2弾:2023年3月2日~3月15日
鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス(JR東日本公式・PDFファイル)
それでは、今回はここまで('ω')ノ
2回目の利用
鉄道開業150年の記念切符・JR東日本パスを利用した3日間の乗り鉄旅(PART2)
鉄道乗車記を見る
乗車日:2022年10月17日~10月19日