この日は、旅名人の九州満喫きっぷを使用して乗り鉄をしており、JR筑肥線経由で伊万里へ。
伊万里駅は、JRと松浦鉄道の乗り換え駅。ただ、乗り換え列車まで時間があったので、伊万里駅を探索してみました。
目次
JR九州側のホーム
唐津から黄色いディーゼル・キハ125形に乗車し、伊万里駅に到着しました。
伊万里駅のJR側ホームは1面1線になっていますが、国鉄時代は写真に向かって右側にも線路が複数あったようです。
伊万里駅が今の形に整備される前は、車止めの先も線路が続いていました。
ホームと駅舎の中間にJR九州・伊万里駅の駅名標。
路線名や駅名は現在の形態になっていますが、だいぶ年季が入っています(追記:伊万里の名物といえば・・・)。
駅舎外
JR九州・伊万里駅の駅舎。
駅舎内には、自動券売機と平日のみの営業ですが有人窓口があります。
少し離れたところから撮影。
JRの駅舎横には、駅舎より大きい建物が建っており、この建物の2階部分から松浦鉄道側の駅舎に渡ることができます。
上の写真の場所から視点を右に向けると、県道240号線と松浦鉄道の駅舎があります。
県道240号線は元々あった伊万里駅を突き抜けるように整備されています。道路の真ん中には柵が設置されているので、地上で伊万里駅を行き来することは不可能になっています。
その為、反対側の伊万里駅へ行く場合は
①県道240号線の上に設置されているペデストリアンデッキを使用する
②近くの交差点や横断歩道まで行き、反対側の伊万里駅へ行く
という2つの方法に分かれます。
何もしない場合は①のルートになりますが、伊万里駅前にあるローソンやマックスバリュを経由する場合は必然と②のルートを通ることになります。
松浦鉄道側まで移動。JR側の入口横には本屋があります。
ちなみに、この日の伊万里市はまさかの吹雪!(タイミング良すぎw)
街中も雪で視界が悪く、普段は伊万里市内から見えるはずの山々が全く見えませんでした。
松浦鉄道側のホーム
雪国のように雪が吹雪く中、今度は松浦鉄道の伊万里駅のホームまで移動。
松浦鉄道の伊万里駅ホームは2面3線。
乗り場は1~3番まで存在し、1・2番線が松浦・佐世保方面。3番線は有田方面の列車が主に出発しています。
松浦鉄道側の車止め。昔はこの先も続き、JR側までホームと線路が伸びていました。
車止めの先は松浦鉄道の待合室があり、中には券売機や窓口があります。
1番乗り場のホームを見ると、元々あったホームがかさ上げされています。また、ホームが延長されていることも分かります。
松浦鉄道・伊万里駅の駅名標と乗り換え案内。
松浦鉄道側の駅名標もだいぶ年季が入っており、時代を感じさせます。
佐世保方面の列車が伊万里駅を出発していきました。
伊万里駅を出発した列車は、有田方面(写真に向かって左)と佐世保方面(写真に向かって右)に分岐します。この辺りは国鉄時代から変わっていないようです。
伊万里駅のすぐ横には松浦鉄道の車両が留置されており、時間になると引き込み線に入り、駅に入線するようです。
松浦鉄道・西九州線は、「佐世保~伊万里~有田」となっており、伊万里駅ではスイッチバックをする形になっています。
但し、実際にスイッチバックする列車は存在せず、伊万里~有田・伊万里~佐世保で系統が分断されています。
おまけ
伊万里駅を探索したのち、有田行きの列車に乗車。
有田駅に向かったら雪は止むかな~と思っていましたが、考えが甘かったです(笑)
有田駅に到着後、ものすごい雪が降ってきました(*_*)
九州ではあまり見られない降雪の中、寒いホームでしばらく待ち合わせ。
乗ってきた列車で伊万里駅へ折り返し。有田⇒伊万里⇒日本最西端の駅・たびら平戸口に向かいました。
松浦鉄道の駅巡り
九州の鉄道旅
訪問日:2022年2月20日