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中央本線 勝川駅
多治見方面から快速列車に乗り、勝川駅に下車。
前方の車両に乗っていたので、そのまま名古屋方のホーム端へ。
ホーム端から西側を見ると上下線の間に謎のスペース。しかも、結構広い。
下り線の線路を見ていると階段が見える。その階段こそ、このあと向かう城北線・勝川駅。
ホームから見るだけでも、結構離れていることが分かる。
中央本線・勝川駅のホームは2面2線。上下線にそれぞれホームがある。ただ、上下線のホームは無駄に離れており、更に謎の壁が建っている。
壁を覗いてみると、用途不明なスペースがある。
列車が2つ入りそうなスペースで、他の駅なら2面4線になってそうな構造。だが、勝川駅ではそのようになっていない。
この空き地は、将来的に城北線が乗り入れることを想定し、用地を開けている。
ただ、本当に乗り入れるかは・・・?
2023年基準で、少なくとも後10年は乗り入れないだろう。
勝川駅乗り換え
中央本線の勝川駅より城北線の勝川駅まで徒歩で行ってみる。
城北線の最短コースは、勝川駅北口を出て左に進む。
線路沿いに進むと城北線の列車が見える。目的地は見えているので、迷うことは無いと思う。
途中まで小道を進むので、「城北線のりば」と書かれた看板が石柱に付けられている。
中央本線・勝川駅のホームから5分で城北線・勝川駅の出入口に到着。
中央本線と城北線は大体500m離れている。
城北線 勝川駅
城北線の勝川駅。駅舎は無く、出入口はひっそりとしている。
城北線は1時間1~3本の本数。城北線の列車は全てワンマン列車で運転されている。
勝川駅時刻表(城北線・PDFファイル)
城北線の運賃は、JRより高めに設定されている。例えば、勝川~小田井は390円。勝川~枇杷島は450円。
それぞれをJR基準にすると、勝川~小田井は200円(6.7km)。勝川~枇杷島は240円(11.2km)。
勝川~枇杷島に至っては、中央本線・東海道本線(名古屋)経由で行った方が安かったりする【19.0km:330円】。
城北線は最低限の設備で保たれているので、交通系ICカードの利用は不可。
階段上ってすぐの所にホームがあるというわけではなく、ホームは更にその先。ホームと階段は、距離にして約150m(←グーグルマップ調べ)。
そう考えると、城北線のホームと中央本線のホームは650~800mは離れていることになる。
階段とホームの間に列車が留置できる場所がある。検査場を兼ねており、この時は1両が止まっていた。
城北線の駅名標は、東海交通事業の親会社・JR東海を踏襲。
ほとんど同じだが、左上の会社名がTKJとなっていたり、英字の部分に白線が入っている。
城北線・勝川駅のホームは1面1線。ホームは長いが、止まっている列車は1両編成。
勝川駅~末端部は1線だが、枇杷島方面に少し進んだところで分岐。単線から複線になっており、複線は枇杷島駅手前まで続いている。
終わり
城北線を運営する東海交通事業(JR東海)は、国への賃借料(借損料)が2032年まで残っており、その返済が終わらない限り、城北線が発展することは無い。
もう一つの問題として、設備投資すると管理費が増えるが、その管理費も借損料に含まれる。その為、設備投資すると支払い料が増えるという負の遺産・・・。
2021年度の賃貸料は、40億7,800万円。
40億円前後の支払いがあと10年。その後、どうなるかは・・・JR東海次第。
東海交通事業HP(城北線)
それでは、今回はここまで('ω')ノ
駅訪問記は、他にも色々!
乗車日:2022年9月