2021年、年始早々の1月4日。この日は青春18切符を片手に、豊橋駅から飯田線へ乗車。飯田線は以前に一度乗車したが、秘境駅に下車したことはありませんでした。そこで、秘境駅巡りをやってみようということで飯田線秘境駅巡りに行ってきました!
飯田線・秘境駅の中で、有名どころからあまり知られていない駅を幾つかピックアップして、中井侍駅、小和田駅、大嵐駅、金野駅、為栗駅、田本駅の6駅に訪れました。今回は、秘境駅巡りで一番最初に訪れた「中井侍駅」をピックアップしています!
目次
お茶畑と天竜川が目の前に広がる中井侍駅
豊橋駅から朝6時発の天竜峡行きへ乗車。途中まで乗客がそこそこいましたが、途中、眠っている間に先頭車両はガラガラに。2両編成の2両目も2人ぐらいしか乗っていませんでした。
中井侍駅に到着
飯田線秘境駅巡りの最初の到着駅・中井侍駅。「侍」という名前が付いているので、駅名がかっこよく感じます。中井侍駅の滞在時間は9分でしたので、急いで色んな写真を撮ります。
中井侍駅は長野県に位置し、飯田線もとい長野県の中で一番南にある駅。また、長野県の中で一番標高の低い駅とのことですが、それでも標高289mの位置にあります。
中井侍駅のホーム。左上に向かう坂がありますがの、その坂が駅の出入口の一つになります。出入口はもう一箇所あり、2枚目の写真、ホーム端の方にも出入口があります。
ホームの外へ
中井侍駅のホームからは、天竜川と写真だと見づらいですが、お茶畑が広がっていました。この中井侍で取れるお茶は、「中井侍銘茶」としてブランドになっているようです。列車の中からも、中井侍駅を通過する際に一瞬ですがお茶畑を確認することができます。
手すりがある方の出入口からホームを上がると細い道、それこそ人しか通れないような道を通ることになり、道の隣には民家が立っています。ラジオの音が聞こえてきましたので、どなたかが住まれていると思われます。民家の前を立ち止まらずにササッと民家横を通過してきました。
民家前を通過すると、急な坂道が目の前に。アスファルト上に溝みたいなのがありましたが、結構、急な坂ですので落ち葉がある際はスリップに注意が必要かと思います。
坂道を上ると中井侍駅の出入口に出ます。出入口付近に民家はなく、森に囲まれています。また道路は舗装されていましたが、車1台通るのがやっとぐらいの道幅でした。
中井侍駅の場所・時刻表
中井侍駅の出入口付近まで行ったところで、列車の乗車まで後4分ぐらいに迫ってました。出入口付近からは急な坂道を転ばないように下ってきました(笑)
こんなところで転んだら色々大変そうですので。
駅に戻ってから中井侍駅の時刻表を見てみました。1時間に1本の時もあれば、2~3時間に1本の時もあるようです。それでも、秘境駅が多い路線の中では本数のある方だと思います。
急いで戻ってきたので、ホーム上で少し列車を待ちました。車の音・人の声が一切せず、周りから聞こえてくるのは天竜川を流れる水の音だけ。あまりにも静かすぎるので、中井侍駅の隣駅・伊那小沢駅に設置されている構内踏切の音が聞こえてきました。
一人で静かに過ごしたい!でも森に囲まれ過ぎてもいやだ!という方にはオススメな駅だと思います
この後は、伊那小沢駅からやってきた列車へ乗車。隣の駅・小和田駅に向かいました。
終わりに
今回は飯田線の秘境駅巡り第一弾として、中井侍駅を紹介してきました。中井侍駅の滞在時間が9分とあまりにも短すぎたので、駅周辺の道路を散策することができませんでした。駅から300mほど離れた所にお茶畑があるようですので、時間のある方は一度見に行かれてはいかがでしょうか。
また、中井侍駅は長野県で一番標高の低い駅(289m)でしたが、そもそも長野県の標高が全体的に高い県だったのは知りませんでした。フォッサマグナ上にあるので当然といえば、当然なのかもしれませんが。
この後、静岡県へ一旦戻りますが、長野県の秘境駅は午後に再度訪れます。飯田線秘境駅シリーズの後半戦でお伝えできればと思います。
それでは、今回はここまで。
次回:飯田線の秘境駅で最強!小和田駅を訪れました
小和田駅の駅周辺も探索してみました
飯田線秘境駅巡り第三弾:大嵐駅
飯田線秘境駅巡り第四弾:金野駅