2023年3月17日を以って定期運転が終了になるJR北海道最古参・キハ183系。自分も網走～旭川・札幌駅間で何回かキハ183系に乗車してきたので、最後にもう１回・・・お別れ乗車してきました。
今回はJGC修行も兼ねていたので、往復JAL＆日帰りで北海道へ行ってきました。
目次
JAL551（羽田 ⇒ 旭川）
早朝のモノレールに乗車し、羽田空港第１ターミナルへ。
保安検査場前に着いて、出発案内を見ると「旭川空港 視界不良のため引き返すことがあります」の案内。この旭川便に乗れないと、特急大雪１号に乗ることができないので、若干ヒヤヒヤ・・・。
搭乗口は21番。保安検査場から遠い・・・
使用機材はB767-300。252席あるので、旭川便の需要の大きさを見て取れます。
8時ちょうどに離陸。
雲を抜けると、雪に覆われた富士山の山頂。
搭乗日が2月14日だったので、ハート型の渡良瀬遊水地。
ちなみに、2月14日にJALへ搭乗するとCAさんからチョコレートが貰えます。
飛行機はその後も順調に巡行。
巡行中、アナウンスで「旭川空港には着陸できそうです」という案内。
旭川へ間もなくというところで、芦別上空で旋回。
芦別上空で１周したのち、旭川空港へ。
山間部は視界が悪く、どうかなと思いましたが・・・
旭川空港周辺は曇っていたものの、視界不良もなく１回で着陸。
計画通りの行動ができそうで、内心ホッとしました。
JAL551 HND(7:40) ⇒ AKJ(9:28) ※8分遅れ
旭川空港は初めての利用。初めて来た空港は、まず展望デッキへ行きたくなります（笑）
時間を潰したのち、旭川駅行きのバスに乗車。
旭川電気軌道バス 旭川空港(10:22) ⇒ 旭川駅(11:00) ※運賃 750円
旭川駅到着後、列車の発車時刻まで時間があったので、駅近くのコメダ珈琲へ。
昼ご飯も兼ねて「あみ焼きチキンホットサンド」と「コメダコーヒー たっぷりサイズ」を注文。
相変わらずメニューの写真と量のギャップが凄かったですねｗ
お腹いっぱいになりました。
特急大雪１号
昼食を食べ、旭川駅へ。
それにしても、旭川駅前の通路は除雪されていたが、膝の上より高い積雪があったり、この時期の積雪はすごいと感じました。
乗車するのは、旭川～網走で運転される特急大雪。特急大雪は、１日２往復の運転されています。
キハ１８３系 復刻塗装
改札を抜け階段を上がると、復刻塗装したキハ１８３系が停車中でした！
ハイデッカーグリーン車も復刻塗装になっていると思いましたが、グリーン車はいつもの塗装。復刻塗装は先頭車両だけでした。
復刻塗装は、１９８６年のキハ１８３系デビュー時の塗装。運用については非公表で、復刻塗装に当たるかはその日のお楽しみ。つまり、運が良いと見ることができます！
増結２１号車（増２１号車）
今回乗車したのは、増結された車両（増２１号車）。普段は４両編成のキハ１８３系ですが、繁忙期でもないこの時期に増結車両込みの５両編成で運転されていました。
車内扉の縦型プレート。今思うと、新型車両ではあまり見ないプレート。
客室内の「全車禁煙」「指定席」「増２１号車」のプレート。
増結車両の座席。
座席は国鉄時のものではなく、７８９系で見たような緑色生地の座席。むしろ、７８９系から持ってきたのか？
座り心地は問題ないです。
今回は増結車両の座席番号１番の座席を指定。
事前に分かった上で指定しましたが、窓は独立した小窓１つ。
遠軽方面の時は細長いテーブルなので、ドリンクはともかく弁当やノートＰＣはちょっと。。。
最前ということもあり、足を伸ばす際は少々窮屈。また、足元に謎の出っ張り。あまり邪魔でも無かったので、これは良かったです。
窓下にはコンセントが設置されています。確認した限りでは、どの列も２つの差し込み口がありました。長時間乗車で電子機器類を充電したい場合、窓側座席が使いやすいです。
乗車記（旭川 ⇒ 網走）
特急大雪１号は、札幌発の特急ライラック１３号と接続。旭川駅で同一ホームに停車し、多くの人が特急大雪１号に乗り換えていました。
ちなみに、旭川駅発車時点での増結２１号車の乗車率は、４～５割といった感じでした。
１２時４１分 旭川発車
雪原の中を疾走。増結車両ということもあり、エンジン音が無く静かな車内でした。何なら、前回乗車したハイデッカーグリーン車より静かだったかも。
１３時２７分 上川駅
上川駅発車後はお昼寝。
１３時４０分 中越信号場
一瞬、目を開けたらタイミングよく通過。中越信号場を通過後、再び睡眠。。。
結局３０分ほど寝ました。
起床後、目覚ましがてら散歩。増結２１号車の隣はグリーン車になっており、数か月前に乗ったハイデッカーグリーン車が懐かしく感じました。
１４時０６分 白滝駅
１４時１５分 下白滝信号場
１４時２７分 丸瀬布駅（４分遅れ）
上川駅を過ぎた辺りから積雪の高さが高くなっているのを感じてましたが、丸瀬布の積雪もなかなか。ホームがどこにあるのか分からない状態になってました。
１４時３９分 瀬戸瀬駅（特急大雪４号と行き違い）
瀬戸瀬駅では、キハ１８３系の写真を撮っている人が数人いました。こんな積雪の中、すごいなと感心。
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１４時５０分 遠軽駅（４分遅れ）
遠軽駅に定刻より約４分遅れて到着。方向が逆になるので、遠軽駅では３分停車。
短い停車時間を利用し、ホーム上の自動販売機で飲み物やキハ１８３系の写真を撮る為に降車する人が結構いました。
遠軽到着時で旭川駅発車から２時間。ホームで飲み物を買っている人を見ると、やはり、飲み物も尽きる人が多いのでしょう。
なお、特急大雪１号は遠軽⇒北見で５５分。網走まで１時間４６分。網走まで行くなら、飲食物は多めに持ってきておくのが最善。
遠軽から進行方向が変わるので、座席も回転。
最前列だった座席も、遠軽⇒網走では最後列。背面テーブルが使用でき、ＰＣ作業もできるように。
１５時３４分 留辺蘂駅（８分遅れ）
１５時５３分 北見駅（１０分遅れ）
北見駅で多くの降車があり、車内は空席が目立つように。それでも、網走へ行く人は普段より多く感じました。
女満別、呼人を過ぎると、最後は網走。
呼人駅通過後、普段であれば網走湖が左手に見えるのですが、この日は真っ白な網走湖。
網走湖は大きい湖という印象だったのですが、その湖が全て真っ白。というより、凍っているΣ（・□・；）
網走駅
１６時４３分 網走駅到着（８分遅れ）
網走に降りて思ったのが、メチャクチャ寒い！！！
素手のままだと凍りそう！
そんな寒さの中、キハ１８３系のヘッドマークが切替・・・
切り替えているのは何となく分かりましたが、ヘッドマークの部分が雪で覆われ、ほとんど見えない！
せっかくなら、ヘッドマークを見たかった（結局、翌日に見た）。
前面が雪に覆われたキハ１８３系。過酷な中、走ってきたことが分かります。
最後に４号車。
４号車はいつも通り青・白色の塗装。１号車より雪は少なめ。
キハ１８３とキハ４０（緑色・北海道の恵み）。いずれも国鉄の車両ですが、この並びが見れるのも残りわずか。
乗車したキハ１８３系は、網走駅到着後に清掃作業。折り返し、特急オホーツク４号・札幌行きとして準備作業に入っていました。
先述の通り、雪のせいでほぼ見れませんでしたが、網走駅到着時にキハ１８３系「懐かしのヘッドマーク」の切替が行われます。
網走駅でキハ１８３系に乗降する人は、見て損はないと思います。
ＪＡＬ５６６（女満別 ⇒ 羽田）
キハ１８３系のお別れ乗車が終わり、東京へ戻ります。
網走駅近くにすき家がありますが、そのすき家前にあるバス停から女満別空港行きのバスに乗車。
網走駅から約３５分で女満別空港に到着。
女満別空港に到着後、時間があったので展望デッキに行こうとしましたが、冬季閉鎖で立ち入れず(´・ω・`)
仕方ないのでさっさと保安検査を抜け、テーブル席で時間つぶし。
女満別空港の最終便であるJAL566。
ただし、雪の影響で女満別空港の夜間便はほぼ全てで遅延。
JAL566も例外なく10分・・・どころか最終的に20分遅れで出発(´-ω-`)
搭乗したのは737-800。
夜で景色もほとんど見れないので、座席でまったり過ごしました。
風の影響で降下時に揺れ、更に23分遅れたものの無事到着。ただ、着陸時の衝撃はなかなか凄かった（笑）
東京に戻ってきたところで、日帰り旅は終了。キハ１８３系もこれにて最後・・・と思っていましたが、翌日に同じ車両を見ることに。
ただ、乗車自体はこれで最後。車両代替や途中で運行中止がなく、最後まで乗車出来て良かったです。なお、２０２３年３月１８日以降は、２８３系による運転に置き換わります。
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おまけ（翌日）
日帰りで特急大雪１号に乗った日の翌日。
朝一の飛行機にて、女満別空港経由で網走入り。
釧網本線の観光列車「流氷物語」で、オホーツク海の流氷を楽しみ、網走駅にカムバック。
本来であれば、流氷物語２号の前に特急オホーツク１号が網走駅に先着しているはずですが、何かの影響で特急オホーツク１号が約１８分遅れて到着。
前日の特急大雪１号で乗車した時のキハ１８３系、まさかの再開（笑）
前面に雪が積もりに積もっていましたが、到着後に雪落としを実施。ヘッドマークが見やすくなりました。
前日は叶わなかった、ヘッドマークの切替。
あと５パターンありますが、省略。
天気が良い日にキハ１８３系。再び巡り合えて本当に良かったです。
ただ、この日は４両編成ということで、前日に乗車した増結車両はいませんでした。
この後は、網走駅の外でお見送り。今度こそ、キハ１８３系を見るのは最後。
良い思い出になりました。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
キハ１８３系ハイデッカーグリーン車 乗車記
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乗車日：2023年2月14日