さて、いきなりですが2021年定期列車の運行終了といえば、3月に特急踊り子や湘南ライナーで使用されていた185系がありました。
そして今度は、上越新幹線の「とき」「たにがわ」で使用されている2階建て新幹線・E4系が2021年10月1日を持って、定期列車としての運行を終了します。
2階建て新幹線なんて日本で走っているのは上越新幹線だけですし、その貴重な新幹線が走らなくなる!ならば、乗るに行くしか無い!!
ということで、実際に乗りに行ってきました。
今回は、Maxとき326号に乗りましたので、その時の乗車記になります。しかもグリーン車!
目次
Maxとき326号の乗車駅・浦佐へ
この日は、高崎⇒信越本線⇒JRバス⇒しなの鉄道⇒飯山線⇒上越線というルートで浦佐駅までやってきました。この時の乗車記については、また別の記事で。
浦佐駅には初めて降りました。
今回、そもそもなんで浦佐駅から乗っているのかというと、
①JR東日本のえきねっと予約「トクだ値35」でMaxのグリーン車が安く乗れること
②①の続きで浦佐⇒大宮駅の運賃・料金がトクだ値35で5,150円と丁度良い値段に感じた
③浦佐駅がどんなところか見てみたい
という感じです。
ちなみに、この浦佐~大宮間を通常の指定席料金で乗車すると6,780円。グリーン車だと8,150円します(2021年8月末時点)。
※えきねっと(えきねっとのページに飛びます!)
浦佐駅は南魚沼市にある駅ですが、駅の周りを見た限りでは何かあるようには思いませんでした。
浦佐駅の西口。新幹線ホームがこの上にあります。
駅舎をよく見ると、既にMaxへの感謝のメッセージが。
Maxときの連続表示。この表示も後ちょっと。浦佐駅14:56発のMaxとき326号に乗ります。
2021年9月にこのブログをご覧の方は、まだ間に合います!!
短い区間でもいいので、ひっそりと乗りに行かれても良いのでは(^^)
追記:2021年10月1日(金)に無事、運行を終了しました!
浦佐駅の改札内に入ります。改札に入って左手にもメッセージボードがありました。
ペットボトルキャップで「THANK YOU Max!!」
浦佐駅で一番驚いたのがこれ!!
ペットボトルキャップで作られているエコキャップアート!いや、凄すぎてツイッターにツイートしてしまいました(笑)
恐らく、浦佐駅に勤めていらっしゃる駅員さんが作られたのでしょうが、気合の入れようが凄いです!一体、何個のキャップを使用されたんでしょうか・・・
キャップアートのMaxに驚愕されつつ、発車時間が近づいて来ているのでホームへ上がります。
Maxとき326号・グリーン車に乗車!
ホームへ上がって来ました。
浦佐駅は新幹線ホームとは別に、本線の通過線があります。浦佐駅を通過する新幹線は本線上を通過します。
乗車口案内がいっぱい。Maxの乗車口と一緒に、既に運行を終了している現美新幹線の乗車口があるのもポイント高いです!
14時55分。定刻通りにMaxとき326号がやってきました。
オール2階建ては、やっぱり迫力があります。今回乗車する7号車ですが、2階がグリーン車。1階が指定席になっています。
ドアが開いたので、Maxとき326号の車内に入ります。
乗車して、下に向かう階段が1階指定席。上に向かう階段が2階グリーン車になります。
グリーン車への入口。なお、今回の座席は7号車21A。写真に写っている座席で、グリーン車の東京寄り先頭になります。
E4系Maxのグリーン車座席
グリーン車の座席。先頭の座席にはオットマンが付いていますが、このオットマンが付いているのは東京寄りの先頭座席。新潟寄りの先頭座席の8席(1両あたり)しかなく、その他のグリーン車座席には付いていません。
このオットマンが非常にいい役割を果たしており、足を伸ばすのに丁度良い高さとなっていました。
14時56分にMaxとき326号は定時発車。浦佐駅~越後湯沢駅間はどんよりと曇っていました。
浦佐駅発車後は田園風景の中でしたが、その後は越後湯沢駅到着直前までトンネルの中を走行しました。
E4系Maxの2階席から見る景色
越後湯沢駅・到着直前。こちらもどんよりと曇っていますが、雨は降っていなかったです。
越後湯沢駅に到着中。Maxときと一緒に「Maxたにがわ」の案内。Maxたにがわの表示も残りわずかです。
越後湯沢~高崎間も山越えが続くということで、引き続きトンネルの中を走行していきます。
トンネルを抜けると上毛高原駅へ。信越側は曇りの天気でしたが、関東側は曇りはあるものの時々青空が見える天気でした。
途中の上毛高原駅付近で見える渋川方面は、見ていてとても良い景色だと思います。
途中で吾妻線と交差します。
全然話は違いますが、以前1階席に乗ったとき、この付近以外の景色は何も見えなかったのを覚えています。覚えているのは、新幹線に沿うように建っている防音壁だけです(笑)
高崎付近になると住宅が増えていきます。
高崎駅出発直後。高崎駅からは北陸新幹線が合流します。
高崎駅のホームを覗いているとMaxのお別れ乗車している方や記念撮影している方が何人か見受けられました。また、高崎からグリーン車に乗って来られている方を見て、凄い人もいるんだな~と思いました。
高崎駅を発車すると次の停車駅は大宮。高崎⇒大宮は23分掛かりますが、通過駅がある分、あっという間でした。
最後の2階建て新幹線。その2階からの景色をしっかり目に焼き付けておこうということで、ずっと窓の外のを見ていました。
埼玉県というと都会・住宅が沢山あるというイメージですが、新幹線沿いは田畑や工場が比較的多くありました。
そして、浦佐駅を出発して1時間。Maxとき326号は大宮周辺まで来ました。
下車駅の大宮駅へ到着! これでMaxとは・・・
Maxとき326号は定刻通り16:03に大宮駅へ到着しました。
側面には「トキ」の絵とともに、「Thank you Max!」の文字が付けられていました。
Maxの最後尾と乗車位置案内。今回は8両編成でしたが、一部のとき・たにがわでは16両編成で走っています。
どうせなら、迫力ある16両編成を最後に見てみたかったです。
終点・東京駅に向けて大宮駅を出発して行く、とき326号。
こうやってE4系の最後尾を見ると、最近のスタイリッシュな新幹線と違い、ボリューミーな形をしています。
このMaxとき326号を最後に、最後の2階建て新幹線・Maxに乗ることは無いと浦佐駅出発前は考えていました。
しかし、遠い所からせっかく大宮まで来ておいて、これで最後にしていいのか。しかも、宿泊している場所は高崎・・・
否!!
大宮駅で向かうMax車内で結論付けた結果は・・・
Maxとき333号で高崎まで向かう!
高崎までMaxとき333号に乗ることを決めたところで、今回は長くなりましたので、一旦ここまで。
この後は、Maxとき333号で高崎に向かうことにしました(次ページ)。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
Maxとき333号
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乗車日:2021年8月28日