2024年11月10日(日)に営業運行が終了しました
立山黒部アルペンルートの旅3日目。
今回は、黒部湖(黒部ダム)で運航されている遊覧船「ガルベ」の乗船記。
目次
大観峰 ⇒ 遊覧船のりば
早朝5時から行動し、電車・バスを乗り継ぎ大観峰に到着。
大観峰の標高が2,316m。大観峰には展望台が設置されており、大観峰から眺める景色は絶景。
展望台から見下ろすと黒部湖(標高1,448m)。
上から見るとエメラルドグリーンのような色をしており、綺麗でした。
大観峰からロープウェイ・ケーブルカーを乗り継ぎ黒部湖駅へ。朝早い便だったこともあり、大観峰⇒黒部湖を移動する人はほとんどいませんでした(黒部湖⇒大観峰は多かった)。
黒部湖駅到着後は、作戦会議。のちのち遊覧船に乗船しますが、当初は何をするか全く決めていませんでした。
前日も同じルートを辿って黒部ダムへ来ており、黒部ダムの見学も実施済み。この後は長野県へ抜ける予定でしたが、バスの出発まで時間があったので、黒部ダム周辺で時間を潰す必要がありました。
とりあえず黒部ダムの周辺マップを見て考える。
地図を見ていると、黒部湖駅の近くに「黒部湖遊覧船のりば」の文字。黒部湖には遊覧船ガルベ。
黒部湖を遊覧し、船の上から立山連峰を見るのは楽しそうと思っていましたが、乗船するかかなり迷いました(主にお金の面で(-_-))
黒部湖駅の近くに看板があるので、そちらも見てみる。
遊覧船は概ね1時間に1本。まだ9時台なので、第1便の10時発には間に合う。
・・・
案内にも書いてある期間限定(6月1日~11月10日)、せっかく立山黒部まで来たということも踏まえ・・・遊覧船乗り場へ。
黒部湖駅から歩いて5分ほどすると右手に建物が見えてきます。その中に遊覧船のきっぷうりばがあります。
建物に着いた時、自分以外の人がいなかったので「おや?」となりましたが、自分が早く着いただけ。他の乗客の方は時間ギリギリになって現れました。
時間を持て余したので周辺を散策。船着場の近くに「カンパ谷の吊り橋」という吊り橋があるので往復。
ここの吊り橋はしっかり造りこまれているので、揺れることはありません。
吊り橋を渡ると乗船する遊覧船「ガルベ」が見えます。船体の前半分が椅子席。後ろ半分が立って景色を見ることができる甲板になっていました。
遊覧船ガルベ
乗船時間になり、遊覧船に乗船。
きっぷ売り場と船着場は高低差があり、ビルの3~4階ぐらいの高さを昇り降りします。
船着場の階段から見える景色もなかなか良い眺め。
船の乗降は、船体後方の甲板。乗船後、最初は椅子席に座りましたが甲板で立ってみる方が面白そうだと思い、甲板にずっといました。
遊覧船のりば ⇒ 平乃小屋の近く
黒部湖から見る黒部ダム。黒部ダムといえば放水される方はよく認識されていますが、水をせき止めている黒部湖側の全体を見る機会は少ないです。
遊覧船乗船前に渡ったカンパ谷つり橋。
船の一番後ろから黒部湖・黒部ダム方面。
カメラのズーム機能で立山の方を見ると、中間あたりにロープウェイ・大観峰駅。近いようで遠い所にあります。
10分ほど走ったところで、Uターン地点に到着。
6月とはいえ、赤牛岳の山頂付近には雪が残っています。
黒部湖の奥まで来ると黒部ダムは完全に見えなくなり、辺りは黒部湖の水と山だけに。
そんな中、一軒の建物が唐突に現れます。
木造の建物は「平乃小屋」という山小屋。ここから登山へ行く方の渡し船も出しているとのこと。
遊覧船がUターンした後、渡し船らしきものが山小屋(右)から左の方に進んでいくのが見えました。
平乃小屋の近く⇒ 遊覧船のりば
Uターンから数分すると、黒部ダムの展望台などが再び見えるように。
最後に、再び黒部ダムを内側から見て終わり。黒部に限らず、湖の内側からダムを見学できるのは貴重だと思いました。
出発してから約30分、黒部湖を1周して船着場に戻ってきました。乗る前に戸惑ってたのが「アホか!」と思うほど、楽しかったし面白かったです(^^)
なお、遊覧船が終わると、、、高低差が激しい階段がそこには待っていました('ω')
遊覧船に続く道から見る黒部湖もなかなか綺麗。通る人が少ないので、意外と穴場かも。
最後に黒部ダムの遊歩道より。こちらはメインストリート的なところがあるので、人通りもぼちぼち。
遊覧船から見る黒部湖や黒部ダム、立山、アルプスの山々。遊歩道や黒部ダムの展望台から見えない景色もあるので、乗って損は無いと思います。
黒部湖遊覧船ガルベ(公式ページ)
それでは、今回はここまで!
立山黒部アルペンルート
黒部ダムの行く先、黒部川沿いにある鉄道
秘境を走る黒部峡谷鉄道トロッコ電車 リラックス客車乗車記(宇奈月 ⇒ 欅平)
乗船日:2022年6月29日