目次
長崎県営バスターミナル
西九州新幹線の開業で、だいぶ様変わりした長崎駅。その長崎駅とは違い、昔ながらの建物が長崎駅前に建っています。
茶色い建物に「交通会館 県営バスターミナル」と書かれた建物。この建物が今回乗車する九州急行バス「九州号」の始発地・長崎駅前のバス停になります。
長崎県営バスターミナルの建物内。
雰囲気から古い建物だなと思っていましたが、調べてみると1963年11月に完成したターミナル(2022年11月時点で築59年)。
西九州新幹線が開業し、大規模な工事で真新しくなった長崎駅とは異なり、駅前のバスターミナルは昭和の感覚が味わえるという不思議な状態。
建物に入り、1階の奥にバス乗り場があったので、そちらへ直行。ただ、2~6番ある乗り場に「福岡」という文字が見つからない・・・。
不思議に思い、バス乗り場の案内図を確認。すると、福岡行き(九州号)の乗り場は、地下通路を通り、第2ホームに行かないと乗れないことが判明!
まさかバスターミナルで地下通路を通り、向かいのホームに行くとは思いもしませんでした(笑)
地図通り、売店横を見ると「第2ホーム 福岡行き」の案内。
第1ホームの古い感じとは違い、地下通路は今風の内装。
地下通路から階段を上がり、第2ホームへ到着。
第1ホームと比べ、乗り場が少なく若干狭いですが、内装は綺麗。内装を見ていると、西鉄天神高速バスターミナルと同じ雰囲気を感じました。
ホームの奥の方に、九州急行バス「九州号」のパネル。第2ホームが九州急行バスの専用ホームとなっているので、設置しても問題ないのでしょう。
11番のりばの上に九州号の路線図。運転区間は「長崎~福岡」のみですが、系統はスーパーノンストップ×3、福岡空港×2、嬉野ICの計6種類。
行先は同じでも、系統は意外と複雑(福岡の某バス会社と同じ匂いがする)。
九州急行バス「九州号」
九州号のバスは、白のボディに車体下の赤色ラインが特徴。
座席は、2×2の4列席。
九州号の座席数は40。車内の左後方にお手洗いがあるので、座席は左9列、右11列。
以前の九州号には、3列席(2×1)のバスもありましたが、現在の4列席に落ち着いています。
九州号の足元は広く、足を伸ばしゆっくり過ごすことができます。
座席裏はドリンクホルダーがあり、500mlといったペットボトルを置くことができます。
長崎駅前 ⇒ 福岡空港国際線
長崎⇒福岡空港国際線へ。
福岡空港経由のバスは、1~2時間に1本の割合で運転されています。なお、福岡空港は国際線に乗り入れ、国内線は乗り入れていません。
8時30分 県営バスターミナルを出発し、右折。
県営バスターミナル出発後は、平和公園・昭和町の順に停車。
昭和町~多良見ICまでは、長崎バイパス(国道34号)を走行。
長崎多良見ICより長崎自動車道を走行。
9時07分 諫早インター
諫早ICで自動車道の外に出て、諫早インターのバス停に到着。1名ずつの乗降がありました。
天気が良く、長崎自動車道を走行する車も多くないので順調に走行。
9時15分 高速大村木場
9時19分 大村インター
大村インターのバス停は、インターチェンジの内側に設置されているので、自動車道の外に出ることはありません。
大村インターでの乗降は無し。
大村インターを過ぎると、左手に大村湾
本来であれば左側の座席に座っている人しか見えませんが、1番後ろの座席も後方の窓から大村湾を眺めることができます。
九州新幹線とは違い、大村湾を眺められる時間は長い!
※新幹線だと一瞬(笑)
9時35分 嬉野インター
バス停は嬉野インターチェンジの外なので、自動車道から降ります。
嬉野インターでは数名の乗降。嬉野は新幹線が開通したものの、行先(例えば福岡空港)や運賃によっては、バスの方が便利だったりします。
嬉野インターの次は、多久西パーキングエリア。
多久西PAは、休憩の為に停車。
スーパーノンストップ便は停車しませんが、福岡空港経由の便は多久西PAで約5分休憩。
降りる人もいましたが、自分は特に用事もなかったので車内で過ごしました。
多久西PA発車後・・・Zzz・・・
約30分寝て、起きると鳥栖JCT。
鳥栖JCTで長崎自動車道⇒九州自動車。九州自動車に入ってから基山PA・筑紫野の順に停車。
太宰府ICで九州自動車道の区間は終了。太宰府より先は、都市高速へ。
福岡空港が右手に見えてくると、間もなく福岡空港国際線ターミナル。
国際線ターミナルの2階に搭乗口があるので、バスは2階の搭乗口前へ。
10時58分 福岡空港国際線ターミナル(5分遅れ)
予定到着時刻より5分遅れだったものの、バスでは想定範囲内。ほぼ時間通りに福岡空港へ到着。
国際線で下車した人は多く、国内線の利用者も多くいました。
九州号は国内線へ行かないので、国際線⇔国内線は無料連絡バスにて移動。
空港内は、2本目の滑走路を建設中。普段、未舗装道路を連絡バスは通らないので、貴重な体験でした(笑)
それでは、今回はここまで('ω')ノ
高速バスのライバル:西九州新幹線乗車記
乗車日:2023年2月